<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed version="0.3" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xml:lang="en">
  <title>冥土の土産にこの一枚</title>
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/" />
  <modified>2005-02-23T13:06:18Z</modified>
  <tagline></tagline>
  <id>tag:www.banlo.com,2007:/tsu/12</id>
  <generator url="http://www.movabletype.org/" version="2.661">Movable Type</generator>
  <copyright>Copyright (c) 2005, tsuruya</copyright>
  <entry>
    <title>電車でGo（その2）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001244.html" />
    <modified>2005-02-23T13:06:18Z</modified>
    <issued>2005-02-23T22:06:18+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1244</id>
    <created>2005-02-23T13:06:18Z</created>
    <summary type="text/plain">はてさて、ぼちぼち引っ越し先の準備も整った「冥土の土産」。そろそろ、この音楽系ブログも無理があるんじゃねぇかって思いはじめたあたくし。かれこれ8ヶ月も続けてきて、毎週毎週、飽きもせず素敵なアルバムを素晴らしいレビューでご紹介、ってなつもりだったんでやんすがね。この半年で、あたくしのブログを経由して読者諸君が購入しなすったCDは、さて、一体何枚だったか。ログ見てたまげたね。 購入枚数：　　　1 ...。あたくしのブログは、やっぱりコバナシ系だったんじゃねぇかとガックリ肩を落としたもんだよ。テメェの涙で、溺れ死んじまいそうな夜を幾晩も過ごしてあたくしは考えた。困った時の、新装開店。焼肉とサウナとパチ屋の町、川崎-蒲田界隈で青春を過ごしたあたくしとしちゃぁ、そんな程度のアイデアしか浮かびゃしねぇってな寸法だ。てな訳で、ぼちぼち新装開店いたしやす。 さて、東京のバカヤロウだの東京砂漠だのってなオチでもって終了した前回の「電車でGo」。今日はその続編と来たもんだよ。 東京南部から神奈川海沿い地域を、それこそ非合法な速度でクネクネとぶっ飛ばす男の列車、京○急○線。そんな荒くれ者の電車でも、良いこともありやんした。雨の日、シートに座ったあたくしの目の前に立った、バカップル。ベタベタくっつきながら、内緒話なのかチューなのかわからねぇビヘィビヤーを続けていやがります。曇ったガラスに、 「マサオ（仮名） VS カズコ（仮名）」 なんて指でなぞっちまったり。「あのな、そういう時は、『VS』とは書かねぇんじゃねぇか？好きなだけ闘えよ、バカ。」と思いながら読書中のあたくし。 そのうち、あたくしの前に立ちはだかりやがったバカップル。野郎の方が、濡れた傘を吊革に引っ掛けるという荒行に出なすった。小鷹信光の「探偵物語　赤き馬の使者」を熟読中で、すっかり70年代にタイムトリップ中のあたくしは、そんなバカの荒行にも気付かねぇでおりやした。するとその隣に立っていた御仁。ヘアースタイルは、モンキーズというか、ジェームズ･ブラウンと言うか。 へいへい、うぃあ、もんきぃず てぇことは、よく見りゃ似てるこの二人ってなことか。 この素敵な60年代風のオジサン。すぃーっと左手を座っているあたくしの目線のあたりに持ってきなすった。ポタリ。傘を伝って落ちる雨水を（しかもバカ面こいて熟読中でなぁんにも気付いてねぇあたくしのために）左手で受けなすった。目線も変えず、一言も発さず。それに気付いたバカップル（オンナの方）が、バカ男を肘で突付いて、傘を下ろさせ、「すんません」と一礼。 あたくしは感激に打ち震えたね。こりゃぁ、男だ。いや、漢（オトーコ）だ。それも、厚かましくねぇし、暑苦しくもねぇ、ジェントルメンだ、と。 珍しくすがすがしい気持ちになれたあたくし。絶対にあたくしも善行をしようじゃねぇかと誓ったもんだよ。一日一善だよ。高見山と笹川良一が言ってたことが、今頃になって実感できたよあたくしは。 そして翌日。同じくタイミングよくシートを確保した京○急○線車内。なんと、杖をついたおばあさんが乗ってくるじゃねぇか。あたくしの善行センサーが感知したのは申し上げるまでもねぇ。すっくと立ち上がったあたくしは、「あ、こちら、どうぞ。いえいえ、良いんでやんすよ。いや、ね。あたくしはすぐ降りやすから。」 感謝の言葉を頂戴し、あまりのスガスガしさに心はその昔、少年ジャンプに連載していた「キックオフ」の主人公、ちょっぴりお調子者の永井太陽といった塩梅。 サッカー漫画のクセに、まったくサッカーしねぇで、やれ文化祭だのバレンタインだのと、すがすがしく女にウツツを抜かすアレだよ。アレ。 そんなすがすがしい気分の車内は、いつもよりホワイトがかかって見えてみたりするもんで、なんだか良い気分だったりするんでやんすが、なんとなぁく視界が斜めに、なんて思ってたあたくしは、派手な音を立てて仰向けに転倒。何のことかと思やぁ、親切にされたおばあさんの杖に引っかかって、転倒しちまったってな具合。キャップを目深に被ってU2のボノみたいなサングラスをかけていたあたくしでやんすが、帽子は明後日の方に飛んでっちまうわ、サングラスは片目が見えるくらいに斜めってやがるわの体たらくだ。帽子を拾ってくれた若いネェチャンにお礼もそこそこ、あちこちから善行の後に非業の最期を遂げたあたくしに向かって声援が飛ぶ。「大丈夫ですか？」「あらら、帽子が飛んでるわ...」そんな声援の裏側には、三日月型の、笑いを押し殺した表情が見て取れるってなもんです。ドイツもコイツも、笑ってやがります。 「すいませんね。本当に、あらら、ごめんなさいね。せっかく親切にしていただいたのに...ほんとに、あらあら、どうしようかしら...」 頼むから、あやまらねぇで下さい。あたくしはこの時ほど、ミクロマンに憧れたことはありやせんでした。 ....。 「畜生、恩を仇で返しやがって」とうそぶいてみても、悪ぃのはあたくし、ってのが、また我慢ならねぇんだよな...。 と軽く恥を晒したところで、今週の（恐らく冥土の土産最後?）一枚。 Weekend Fly To The Sun / Toshiki Kadomatsu 日本人をあんまり取り上げない「冥土の土産」でやんすが、今回は珍しく角松敏生。90年代の活動休止期もあって、なんとなーくメジャーシーンから一歩引いたカンジもありやすが、30代から上のファンってぇのは、それこそエルビス･プレスリーはまだ生きてるんじゃねぇか、ってな位の熱狂振りで今だにファン街道まっしぐらってぇパターンが多かったり。ちょいとか細い、夏のAOR風ってぇと、もうこの人と、御大の感もある山下達郎くらいしかいねぇなぁ、と。ルックスが劣悪の山下達郎に較べて、なんとなくヤサ男風の角松の場合は、女性に熱狂的ファンが残存してる傾向があるようなないような。 1枚目のアルバムが、後藤ツグトシとかの、名うてのセッションマンで固めてた「気の効いた夏のJ-Pop系」だったのに対し、2枚目はわがままの限りを尽くしたかのような、米国系セッションマンで固まってるってな塩梅。ベースなんかで言うと、あたくしの大好きなルイス･ジョンソンがバッチリとミュージックマンでスラップを決めまくっていやがります。それこそ、親の仇みてぇに弦をビシビシゴツゴツと。そんなサウンドメイクなもんだから、結構クルーズミュージックってな印象が強くなっちまって、ミュージシャンにスゲぇの集めちまったせいか、ボーカルは聞こえにくいし、ってなミックスになってやがります。萎縮しちまったのかなぁ？でも、それも仕方あるめぇ、ってなメンバーが揃ってたり。 後期（ってぇか、最近の方）の角松サウンドは、キラキラピカピカのゴージャスなものになってやがるんですがね。ダークな曲もあったりで。あたくしは、この時期に耳慣れちまったせいか、デジタル臭くないこの頃のサウンドが好みでして。アナログ機器でアナログレコーディングの最高峰が体現できてた頃（つっても、一部にデジタルがバッチリ入ってたけど）の音ってぇのが、ホントにそそりやがります。時期的には80年代初頭ってぇところでやんすかね？ヘッドホンで聞いて見ると、そんなに上下左右に広がってねぇで、心地よく窮屈な重なり具合。でもって、音質は70年代くらいまでのようなくぐもり方がしてねぇよ、ってな。世代なんでやんすかね。 なんだか、ベースが好きだってな方にお勧めになっちまうんですが、あたくしがベース弾きなもんでご勘弁。2曲目のRush Hour、4曲目のSpace Scraperがたまらなく好きでやんす。なんだかベースソロの中にボーカルが聞こえてくる？ってな具合のウルササ加減なんでやんすが、楽譜にすりゃぁその位に音数の多いベースでも、ひとっつもやかましくねぇという。これ、今の角松サウンドにも通じてるなぁ、と。ベースに遊ばしてくれる。良いクリエイターだよ。ベーシスト冥利に尽きるってなもんだよ。こんなに好きにやらしてもらってよぅ。 あたくしなんか、アフリカ人とジャムした時に「おまえ、ベースのクセにうるさい。」って唾飛ばして怒鳴ってきやがったもんな。あたくしがいっぱい弾くとうるさくなっちまうんだよなぁ...。くそっ。スタジオの中で屁をこくようなヤツに言われたかねぇよ。アフリカ中央テレビめ。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>はてさて、ぼちぼち引っ越し先の準備も整った「冥土の土産」。そろそろ、この<b>音楽系ブログ</b>も無理があるんじゃねぇかって思いはじめたあたくし。かれこれ8ヶ月も続けてきて、毎週毎週、飽きもせず素敵なアルバムを素晴らしいレビューでご紹介、ってなつもりだったんでやんすがね。この半年で、あたくしのブログを経由して読者諸君が購入しなすったCDは、さて、一体何枚だったか。ログ見てたまげたね。</p>

<p><h2> 購入枚数：　　　1 </h2></p>

<p>...。あたくしのブログは、やっぱり<b>コバナシ系</b>だったんじゃねぇかとガックリ肩を落としたもんだよ。テメェの涙で、溺れ死んじまいそうな夜を幾晩も過ごしてあたくしは考えた。困った時の、新装開店。焼肉とサウナとパチ屋の町、川崎-蒲田界隈で青春を過ごしたあたくしとしちゃぁ、そんな程度のアイデアしか浮かびゃしねぇってな寸法だ。てな訳で、ぼちぼち新装開店いたしやす。</p>

<p>さて、東京のバカヤロウだの東京砂漠だのってなオチでもって終了した前回の「電車でGo」。今日はその続編と来たもんだよ。</p>

<p>東京南部から神奈川海沿い地域を、それこそ非合法な速度でクネクネとぶっ飛ばす男の列車、京○急○線。そんな荒くれ者の電車でも、良いこともありやんした。雨の日、シートに座ったあたくしの目の前に立った、バカップル。ベタベタくっつきながら、内緒話なのかチューなのかわからねぇビヘィビヤーを続けていやがります。曇ったガラスに、<br />
<h2>「マサオ（仮名） VS カズコ（仮名）」</h2><br />
なんて指でなぞっちまったり。「あのな、そういう時は、<b>『VS』</b>とは書かねぇんじゃねぇか？好きなだけ闘えよ、バカ。」と思いながら読書中のあたくし。<br />
そのうち、あたくしの前に立ちはだかりやがったバカップル。野郎の方が、濡れた傘を吊革に引っ掛けるという荒行に出なすった。小鷹信光の「探偵物語　赤き馬の使者」を熟読中で、すっかり70年代にタイムトリップ中のあたくしは、そんなバカの荒行にも気付かねぇでおりやした。するとその隣に立っていた御仁。ヘアースタイルは、モンキーズというか、ジェームズ･ブラウンと言うか。<br />
<center><br />
<img alt="mickydolenz.gif" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/mickydolenz.gif" width="150" height="146" border="0" /><br />
<font size="1"> へいへい、うぃあ、もんきぃず </font></p>

<p><img alt="James_Brown.gif" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/James_Brown.gif" width="107" height="150" border="0" /><br />
<font size="1"> てぇことは、よく見りゃ似てるこの二人ってなことか。</font></p>

<p></center></p>

<p>この素敵な60年代風のオジサン。すぃーっと左手を座っているあたくしの目線のあたりに持ってきなすった。ポタリ。傘を伝って落ちる雨水を（しかもバカ面こいて熟読中でなぁんにも気付いてねぇあたくしのために）左手で受けなすった。目線も変えず、一言も発さず。それに気付いたバカップル（オンナの方）が、バカ男を肘で突付いて、傘を下ろさせ、「すんません」と一礼。</p>

<p>あたくしは感激に打ち震えたね。こりゃぁ、男だ。いや、漢（オトーコ）だ。それも、厚かましくねぇし、暑苦しくもねぇ、ジェントルメンだ、と。</p>

<p>珍しくすがすがしい気持ちになれたあたくし。絶対にあたくしも善行をしようじゃねぇかと誓ったもんだよ。一日一善だよ。高見山と笹川良一が言ってたことが、今頃になって実感できたよあたくしは。</p>

<p>そして翌日。同じくタイミングよくシートを確保した京○急○線車内。なんと、杖をついたおばあさんが乗ってくるじゃねぇか。あたくしの善行センサーが感知したのは申し上げるまでもねぇ。すっくと立ち上がったあたくしは、「あ、こちら、どうぞ。いえいえ、良いんでやんすよ。いや、ね。あたくしはすぐ降りやすから。」<br />
感謝の言葉を頂戴し、あまりのスガスガしさに心はその昔、少年ジャンプに連載していた「キックオフ」の主人公、ちょっぴりお調子者の永井太陽といった塩梅。<br />
<center><br />
<img alt="kickoff.gif" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/kickoff.gif" width="275" height="203" border="0" /><br />
<font size="1">サッカー漫画のクセに、まったくサッカーしねぇで、やれ文化祭だのバレンタインだのと、すがすがしく女にウツツを抜かすアレだよ。アレ。</font><br />
</center></p>

<p>そんなすがすがしい気分の車内は、いつもよりホワイトがかかって見えてみたりするもんで、なんだか良い気分だったりするんでやんすが、なんとなぁく視界が斜めに、なんて思ってたあたくしは、派手な音を立てて仰向けに転倒。何のことかと思やぁ、親切にされたおばあさんの杖に引っかかって、転倒しちまったってな具合。キャップを目深に被ってU2のボノみたいなサングラスをかけていたあたくしでやんすが、帽子は明後日の方に飛んでっちまうわ、サングラスは片目が見えるくらいに斜めってやがるわの体たらくだ。帽子を拾ってくれた若いネェチャンにお礼もそこそこ、あちこちから善行の後に非業の最期を遂げたあたくしに向かって声援が飛ぶ。「大丈夫ですか？」「あらら、帽子が飛んでるわ...」そんな声援の裏側には、三日月型の、笑いを押し殺した表情が見て取れるってなもんです。ドイツもコイツも、笑ってやがります。<br />
「すいませんね。本当に、あらら、ごめんなさいね。せっかく親切にしていただいたのに...ほんとに、あらあら、どうしようかしら...」</p>

<p>頼むから、あやまらねぇで下さい。あたくしはこの時ほど、ミクロマンに憧れたことはありやせんでした。<br />
<center><br />
<img alt="microman.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/microman.jpg" width="120" height="160" border="0" /><br />
<font size="1"> ....。</font><br />
</center></p>

<p>「畜生、恩を仇で返しやがって」とうそぶいてみても、悪ぃのはあたくし、ってのが、また我慢ならねぇんだよな...。</p>

<p>と軽く恥を晒したところで、今週の（恐らく冥土の土産最後?）一枚。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EIDF/richesloft-22?dev-t=DVZ02IW2V71DT%26camp=2025%26link_code=xm2" target="link"><img alt="Kado.bmp" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Kado.bmp" width="130" height="129" border="0" /></p>

<p> Weekend Fly To The Sun / Toshiki Kadomatsu</a></p>

<p>日本人をあんまり取り上げない「冥土の土産」でやんすが、今回は珍しく角松敏生。90年代の活動休止期もあって、なんとなーくメジャーシーンから一歩引いたカンジもありやすが、30代から上のファンってぇのは、それこそエルビス･プレスリーはまだ生きてるんじゃねぇか、ってな位の熱狂振りで今だにファン街道まっしぐらってぇパターンが多かったり。ちょいとか細い、夏のAOR風ってぇと、もうこの人と、御大の感もある山下達郎くらいしかいねぇなぁ、と。ルックスが劣悪の山下達郎に較べて、なんとなくヤサ男風の角松の場合は、女性に熱狂的ファンが残存してる傾向があるようなないような。<br />
1枚目のアルバムが、後藤ツグトシとかの、名うてのセッションマンで固めてた「気の効いた夏のJ-Pop系」だったのに対し、2枚目はわがままの限りを尽くしたかのような、米国系セッションマンで固まってるってな塩梅。ベースなんかで言うと、あたくしの大好きなルイス･ジョンソンがバッチリとミュージックマンでスラップを決めまくっていやがります。それこそ、親の仇みてぇに弦をビシビシゴツゴツと。そんなサウンドメイクなもんだから、結構クルーズミュージックってな印象が強くなっちまって、ミュージシャンにスゲぇの集めちまったせいか、ボーカルは聞こえにくいし、ってなミックスになってやがります。萎縮しちまったのかなぁ？でも、それも仕方あるめぇ、ってなメンバーが揃ってたり。<br />
後期（ってぇか、最近の方）の角松サウンドは、キラキラピカピカのゴージャスなものになってやがるんですがね。ダークな曲もあったりで。あたくしは、この時期に耳慣れちまったせいか、デジタル臭くないこの頃のサウンドが好みでして。アナログ機器でアナログレコーディングの最高峰が体現できてた頃（つっても、一部にデジタルがバッチリ入ってたけど）の音ってぇのが、ホントにそそりやがります。時期的には80年代初頭ってぇところでやんすかね？ヘッドホンで聞いて見ると、そんなに上下左右に広がってねぇで、心地よく窮屈な重なり具合。でもって、音質は70年代くらいまでのようなくぐもり方がしてねぇよ、ってな。世代なんでやんすかね。</p>

<p>なんだか、ベースが好きだってな方にお勧めになっちまうんですが、あたくしがベース弾きなもんでご勘弁。2曲目のRush Hour、4曲目のSpace Scraperがたまらなく好きでやんす。なんだかベースソロの中にボーカルが聞こえてくる？ってな具合のウルササ加減なんでやんすが、楽譜にすりゃぁその位に音数の多いベースでも、ひとっつもやかましくねぇという。これ、今の角松サウンドにも通じてるなぁ、と。ベースに遊ばしてくれる。良いクリエイターだよ。ベーシスト冥利に尽きるってなもんだよ。こんなに好きにやらしてもらってよぅ。<br />
あたくしなんか、アフリカ人とジャムした時に「おまえ、ベースのクセにうるさい。」って唾飛ばして怒鳴ってきやがったもんな。あたくしがいっぱい弾くとうるさくなっちまうんだよなぁ...。くそっ。スタジオの中で屁をこくようなヤツに言われたかねぇよ。アフリカ中央テレビめ。<br />
</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>引越しと年度末とスパムの嵐</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001241.html" />
    <modified>2005-02-16T16:27:19Z</modified>
    <issued>2005-02-17T01:27:19+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1241</id>
    <created>2005-02-16T16:27:19Z</created>
    <summary type="text/plain">年度末の多忙さってのにブログの引越しが重なっちまったあたくし。そんな言い訳をするなんざ、漢（オトーコ）じゃねぇや、というお叱りも覚悟。でも、こう言っちゃぁなんだが、ホントに忙しいんでやんすよ、掛け値なしに。ネット関係の仕事なんていう、イマドキのお仕事をしているあたくしの場合、毎日受け取るメールの数がなんとはなしのご多忙バロメーターだったりしやがります。メールの数もウナギノボリでやんしてね、ここんとこ。 そんな毎日の中で、ちょいと気付いたことが一点。最近、特にスパムが多い。あの手の事業者にも年度末があったりしやがるのか、はたまた年度の売上目標に到達しねぇから、とかでもって「○○興行アダルトエンターテイメント事業部」みてぇなところは連日、それこそ夜も寝ねぇで昼寝して、リキ入れてスパムってやがんのかね？ こんなもんにイチイチ構っちゃらんねぇんですが、最近のは良く出来てやがって、個人名を語ってメールを出してきやがる。それも割と標準的なお名前ときたもんだよ。「松田です。お久しぶり。」なんて書いてありゃ、まず見ちまう。そんなことで仕事がオセオセになってきたりしちまうと、あたくしの健康なストレート血管だって、2，3本は音を立てて切れちまうってぇもんだ。 夜中にこんなスパムを頂戴した時、あたくしは考えた。たった今、まさにこの時間に、こんな仕事をやっているヤツがいるのか、ってなこと。なんだか、大変な職場だなぁ、オイ。きっとこんななんじゃねぇかと。 HALだよぉぉ♪ってか忘れちゃったかなぁ？！まぁいいやｗ ここ最近連絡くれないんだもぉん。だから、HALから連絡しちゃったぁ☆ わっかるっかなっ？わっかるっかなっ？ まぁわからなかったら写メールでも送ってあげるからお返事くださいねぇ♪ 兄貴：　おい。サブ。なんか次のメール、お前、考えとけよ。名前変えりゃ良いからよ。 サブ：　兄貴ぃ。もう、名前なんか浮かばないっすよ。小学校の時のミドリのオバサンの名前まで使っちまって、もうわかんねぇっすよ。 兄貴：　だからオメェはバカだってんだ。そこに電話帳があんだろうが。そこから見つけりゃ、いいんだ。このバカ。 サブ：　そうっすね。えーと、あ、カタカナの名前とか結構多いっすね。 兄貴：　いいじゃねぇか。おい。横文字かぁ？おい。ハーフとかってなぁ、気づかなかったなぁ。で、どんなんだよ？ サブ：　トラ。それから、えーと、ウメ。カウ。ハル。あと、ウシなんてのもありますね。 兄貴：　そりゃぁおめぇ、どぅ聞いてもババァじゃねぇか！このバカ！オメェだったら、そんなのの写メールとか、欲しいのかよ！ サブ：　だって、兄貴ぃ。このご時世で自分の名前を電話帳にのっけてるのなんか、年寄りしかいねぇっすよ…。 兄貴：　じゃー、オメェ、その中の、えーと…ハルでいいや。それ、英語にしろ。英語に。そしたらちょっと、近未来っぽいじゃねぇか。え？ サブ：　英語っすか？じゃ、HALとかで。なんか、どっかで聞いたことありますけどねぇ。 あれ？ 兄貴：　でよ、この『HALだよ～。』はよ、『HALだよぉ♪』とかみてぇによ、音符とかハートとかなんじゃねぇのか？ サブ：　あ、それ良いっすね。その方が気分出るっってもんすね。直しときます。 兄貴：　あ、ちょっと待て。サブ。「HALだよぉぉ」ってよ。『ぉ』を二つ使うくらいので、どうだ？やりすぎか？おい。 サブ：　いや、いいんじゃないすかね。『ぉ』二つにしときます。 兄貴：　サブ！ サブ：　はいっ。 兄貴：　火だ。火。 サブ：　はいっ。すんません。（カチカチ。しゅぼっ。） 兄貴：　ふぅーっ。今何時だ？ サブ：　えーと、もうすぐ夜中の2時っす。 兄貴：　ったく、何やってんだ？俺らはよ。上からは金寄越せ、寄越せってうるせぇしよ。オヤジはゴルフ三昧だろうが。 サブ：　そうっすよね。やってらんないっすよね。 兄貴：　ったくよ。俺だってよ。やっとこ都内にマンション構えてよ。外車買ったってとこでよ。これからってカンジだったのによ。こんなシノギに回されちまってよ。 サブ：　…。 兄貴：　なんだ？オメェ。マンションったって、西小山の1ルームじゃねぇかとか、外車ったって10年前のゴルフじゃねぇか、って思ってんじゃねぇか？おい。 サブ：　そんなことないっすよ！考えすぎっすよ！ 兄貴：　...。 サブ：　...。 兄貴：　ふぅーっ。で、先やれよ、先。 サブ：　はいっ。えーと。「ここ最近～」ってとこは、最後になんか、マーク入れますか？ハートとか。 兄貴：　星にしとけ。星に。俺らも星になんだよ。あん？星だよ。星。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>年度末の多忙さってのにブログの引越しが重なっちまったあたくし。そんな言い訳をするなんざ、漢（オトーコ）じゃねぇや、というお叱りも覚悟。でも、こう言っちゃぁなんだが、ホントに忙しいんでやんすよ、掛け値なしに。ネット関係の仕事なんていう、イマドキのお仕事をしているあたくしの場合、毎日受け取るメールの数がなんとはなしのご多忙バロメーターだったりしやがります。メールの数もウナギノボリでやんしてね、ここんとこ。<br />
そんな毎日の中で、ちょいと気付いたことが一点。最近、特にスパムが多い。あの手の事業者にも年度末があったりしやがるのか、はたまた年度の売上目標に到達しねぇから、とかでもって「○○興行アダルトエンターテイメント事業部」みてぇなところは連日、それこそ夜も寝ねぇで昼寝して、リキ入れてスパムってやがんのかね？<br />
こんなもんにイチイチ構っちゃらんねぇんですが、最近のは良く出来てやがって、個人名を語ってメールを出してきやがる。それも割と標準的なお名前ときたもんだよ。「松田です。お久しぶり。」なんて書いてありゃ、まず見ちまう。そんなことで仕事がオセオセになってきたりしちまうと、あたくしの健康なストレート血管だって、2，3本は音を立てて切れちまうってぇもんだ。<br />
夜中にこんなスパムを頂戴した時、あたくしは考えた。たった今、まさにこの時間に、こんな仕事をやっているヤツがいるのか、ってなこと。なんだか、大変な職場だなぁ、オイ。きっとこんななんじゃねぇかと。</p>

<p><font color="#E84B4B" class="fcol"><例1 HALちゃんの場合><br />
HALだよぉぉ♪ってか忘れちゃったかなぁ？！まぁいいやｗ<br />
ここ最近連絡くれないんだもぉん。だから、HALから連絡しちゃったぁ☆<br />
わっかるっかなっ？わっかるっかなっ？<br />
まぁわからなかったら写メールでも送ってあげるからお返事くださいねぇ♪</font></p>

<p><font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　おい。サブ。なんか次のメール、お前、考えとけよ。名前変えりゃ良いからよ。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　兄貴ぃ。もう、名前なんか浮かばないっすよ。小学校の時のミドリのオバサンの名前まで使っちまって、もうわかんねぇっすよ。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　だからオメェはバカだってんだ。そこに電話帳があんだろうが。そこから見つけりゃ、いいんだ。このバカ。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　そうっすね。えーと、あ、カタカナの名前とか結構多いっすね。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　いいじゃねぇか。おい。横文字かぁ？おい。ハーフとかってなぁ、気づかなかったなぁ。で、どんなんだよ？</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　トラ。それから、えーと、ウメ。カウ。ハル。あと、ウシなんてのもありますね。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　そりゃぁおめぇ、どぅ聞いてもババァじゃねぇか！このバカ！オメェだったら、そんなのの写メールとか、欲しいのかよ！</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　だって、兄貴ぃ。このご時世で自分の名前を電話帳にのっけてるのなんか、年寄りしかいねぇっすよ…。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　じゃー、オメェ、その中の、えーと…ハルでいいや。それ、英語にしろ。英語に。そしたらちょっと、近未来っぽいじゃねぇか。え？</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　英語っすか？じゃ、HALとかで。なんか、どっかで聞いたことありますけどねぇ。</font><br />
<center><br />
<img alt="2001.bmp" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/2001.bmp" width="160" height="120" border="0" /><br />
<font size="1">あれ？</font><br />
</center></p>

<p><font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　でよ、この『HALだよ～。』はよ、『HALだよぉ♪』とかみてぇによ、音符とかハートとかなんじゃねぇのか？</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　あ、それ良いっすね。その方が気分出るっってもんすね。直しときます。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　あ、ちょっと待て。サブ。「HALだよぉぉ」ってよ。『ぉ』を二つ使うくらいので、どうだ？やりすぎか？おい。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　いや、いいんじゃないすかね。『ぉ』二つにしときます。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　サブ！</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　はいっ。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　火だ。火。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　はいっ。すんません。</font>（カチカチ。しゅぼっ。）</p>

<p><font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　ふぅーっ。今何時だ？</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　えーと、もうすぐ夜中の2時っす。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　ったく、何やってんだ？俺らはよ。上からは金寄越せ、寄越せってうるせぇしよ。オヤジはゴルフ三昧だろうが。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　そうっすよね。やってらんないっすよね。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　ったくよ。俺だってよ。やっとこ都内にマンション構えてよ。外車買ったってとこでよ。これからってカンジだったのによ。こんなシノギに回されちまってよ。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　…。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　なんだ？オメェ。マンションったって、西小山の1ルームじゃねぇかとか、外車ったって10年前のゴルフじゃねぇか、って思ってんじゃねぇか？おい。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　そんなことないっすよ！考えすぎっすよ！</font></p>

<p><font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　...。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　...。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　ふぅーっ。で、先やれよ、先。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　はいっ。えーと。「ここ最近～」ってとこは、最後になんか、マーク入れますか？ハートとか。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　星にしとけ。星に。俺らも星になんだよ。あん？星だよ。星。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　はいっ。星、付けときますっ。あ、ここも、「連絡しちゃった」じゃなく「連絡しちゃったぁ」の方が良いっすかね。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　そうよ。そうよ。オメェもカンってのか？悪い方じゃねぇんだよな。つけとけよ。「ぁ」とかよ。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　はいっ。じゃぁ、つけときますんで。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　あ、それとよ。その後のトコな。「わっかるっかなっ？」ってのあとは、<b>ハテサテホホー</b>とか入れると面白ぇんじゃねぇか？</font><br />
<center><br />
<img alt="hatesate.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/hatesate.jpg" width="200" height="170" border="0" /><br />
<font size="1"> ハテサテホホー</font><br />
</center></p>

<p><font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　ハテサテホホー、っすか？</font><br />
<h2><font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　ハテサテムムー、の方が、良いってのか？</font></h2><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　いや...今の若い子、もう『できるかな』とか知らないんじゃないんすかね？</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　いや。そんなことねぇだろ。オメェ、俺のことオッサン扱いしよってのか？おい。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　イヤ、そんなんじゃねぇんですけど。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　...。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　...。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　サブ。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　はいっ。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　火だ。火。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　はいっ。すんません。</font>（カチカチ。しゅぼっ。）</p>

<p><font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　ふぅーっ。でもまぁ、よ。無理して入れただけのアドバンテージは無ぇかもしれねぇな。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　いや...やっぱ、入れときますかね？ハテサテホホー。</font><br />
<font color="#666699" class="fcol_blue">兄貴：　そういう風によ。上の人間の顔色見てりゃ、良いってもんでもねぇだろ。え？サブよ。</font><br />
<font color="#669966" class="fcol_olive">サブ：　あ、はい。すんません。</font></p>

<p>なぁんて話になってんじゃねぇかと、あたくしは想像する。<br />
そしらた、なんだかスパムってぇのも、なんだか腹がたなくなってきちまったよ。あたくしも。頑張れ。スパマー。</p>

<p>ってな妄言でもって、今週の一枚に繋いじまうよ。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HGS2/richesloft-22" target="link"><img alt="gc2.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/gc2.jpg" width="170" height="170" border="0" /></p>

<p>AIN'T NO 'BOUT-A-DOUBT IT　/ Graham Central Station </a></p>

<p>ファンクを語る上で避けては通れない御仁。それがLary Graham。この人のサウンドを聞かなかったらあたくしは「ベースってつまんねぇな」と思ってとっととやめてたかもしれない、って位に聞きほれた方。Sly ＆ The Famili Stoneをウッドストックやら何やらでスターにしたのは、Slyの毒気とLary Grahamのファンクネスでしょう、というのがあたくしの考えでやんす。ベースを叩いて引っ張るってな、チョッパー奏法とかスラップ奏法ってのの創始者。「なんだ？それ」って方も、音だけは必ず聞いてるはずでやんす。ボンボンボンってな音出なく、金属的なギョンギョン、ドペッってやつでやんすね。<br />
何でもツールを聞いとかねぇと気がすまないってなあたくしの性格は、Duran Duranのジョン・テイラーが華麗に（でも上手くねぇ）ひいてらしたスラップ奏法を真似っこしてみようじゃねぇかと、先輩諸氏に「スラップって言ったら、誰っすかね？」と聞いてみる。そこで教えてもらったのが、既出のルイス・ジョンソン（ex. ブラザース・ジョンソン）とこのラリー・グラハム先生。ルイス・ジョンソンの奏法が、ディスコ系ファンクの唄ものをHipに聞かせる演奏だとしたら、ラリー・グラハム先生のベースは地鳴りでやんす。他人様のことなんざお構いなし。打楽器のようにボカンボカンとベースを叩く。ちょいと空気抜け気味のドッジボールを地面に叩きつけたようなサウンドでもって、能天気おバカ系のどーでもいい歌詞を歌い上げちまうんですね。<br />
アルバムはドイツもコイツも、一曲目が脂っこーいファンクで、黙って聞いてらんないカンジのものばかり。腰が動くぜ、みたいな。で、その後に続くのはラブソングだったり、コミカルなものだったり（ヨーデルやったりするファンクバンドも珍しい）。そんなこんななので、ファンクネスってのを求めるなら1曲目を聞いたらもうおしまい、ってのが少なくありやせん。ただ、このアルバムについては割と佳曲揃いでして。かつてディスコのチークタイムではヘヴィーローテーションだった#2の「Your Love」とか、ちょいとダルなファンクの#8の「Water」。その他ゴスペル風#９とか、パーティーロックの#5など、朝起きてイマイチ元気ねぇな、って時にはなかなかのカンフル剤。<br />
一番の聴き所は、1曲目の「The Jam」になりやす。ぶりぶりぶりぶりぶり～ってな派手なジングルから始まって、野太い声でカウントすると、どんな生き物に育てられりゃぁこんなリズムになっちまうんだ？ってなミドルテンポのジャム開始。ソロを回してくんですけども、手打ちリズムマシンご担当のチョコレート女史のカッコイイ＆セクシーなことと、ドラマーのとんでもなくシンプルかつファンキーなリズムと、他人の音は関係ない地鳴りのベース。なんでベーシストがリーダーのバンドって、こんなになっちまうんだ？って疑問の良い部分が凝縮されてるようなもんで。<br />
録音も古いので、イマドキのクリアな金属音ベースを期待しちゃうと「あれれ？」ってなことに。ほんと、ゴムマリが跳ねるようなリズムでやんすよ。この人の奏法解説ビデオ見たことありやすが、奏法のポイントは3点。<br />
・本気で弦を叩け！<br />
・地球のエネルギーを感じろ<br />
・嫁さんが大事なんだぜ<br />
だもんな。簡単なことをコ難しく言う、イヤーなヤツはいっぱいいますがね。こういう御仁は、それはそれで、困っちまいますよ。<br />
</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>引越し</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001239.html" />
    <modified>2005-02-10T17:27:36Z</modified>
    <issued>2005-02-11T02:27:36+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1239</id>
    <created>2005-02-10T17:27:36Z</created>
    <summary type="text/plain">冥土の土産にこの一枚も、開始から半年以上がかるーく過ぎちまいやした。 だんだんページも増えてきたな、ってもんで、いつまでも他所様の軒下を間借りしたような部ログもさすがにまずいんじゃねぇか、と思い始めた、心配り派のあたくし。 ちょいと引越し作業中でやんすから、今週はアップの方、ご勘弁。 あたくしの盲言を楽しみにしなすってる紳士淑女の皆様。ハナクソでもほじって待ってて頂戴。あ、引っ越したらタイトル変えたりするかもしれねぇんで、タイトル大募集だよ。採用されたラッキーな御仁には、つ。特性高級バッグをプレゼントしちまおうかな。 ったく、しまりがねぇな。今週も。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>冥土の土産にこの一枚も、開始から半年以上がかるーく過ぎちまいやした。<br />
だんだんページも増えてきたな、ってもんで、いつまでも他所様の軒下を間借りしたような部ログもさすがにまずいんじゃねぇか、と思い始めた、心配り派のあたくし。</p>

<p>ちょいと引越し作業中でやんすから、今週はアップの方、ご勘弁。<br />
あたくしの盲言を楽しみにしなすってる紳士淑女の皆様。ハナクソでもほじって待ってて頂戴。あ、引っ越したらタイトル変えたりするかもしれねぇんで、タイトル大募集だよ。採用されたラッキーな御仁には、つ。特性高級バッグをプレゼントしちまおうかな。</p>

<p>ったく、しまりがねぇな。今週も。</p>

<p><center><br />
<img alt="tsu.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/tsu.jpg" width="200" height="600" border="0" /><br />
</center><br />
</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>電車でGo（その１）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001229.html" />
    <modified>2005-02-03T09:43:44Z</modified>
    <issued>2005-02-03T18:43:44+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1229</id>
    <created>2005-02-03T09:43:44Z</created>
    <summary type="text/plain">お気に入りのiPodを必ず耳に引っ掛けて電車通勤している庶民派のあたくし。耳に悪ぃ、って言われようが何しようが、「その時聴いている曲と、その時のシチュエーションこそが、最適なボリュームを決めるんだぜ。」ってなポリシーを曲げずに生きるあたくしとしては、工事現場と毎週日曜朝6時開催のジジィの尺八教室の次ぐらいに、ノイズの玉手箱ってな塩梅の電車の中じゃぁ、ボリューム80%てぇのが通例。あたくしが毎朝使ってる、京○急○線は、東京臨海部の生活線として名高いってぇ表の顔は別として、その実、線路敷設ルートがクネクネしてる上に、車両が斜めになるバンク状態だってぇのに非合法なスピードで駆け抜けちまうような男の電車だ。いや、漢（オトーコ）の電車だ。 そんな漢（オトーコ）の電車は、その荒くれぶり故か、ちょいとノイズが大きい。だから、電車に乗るなりあたくしのiPodはボリューム80%に、それこそ自動的に持ち上がっちまうのが定説。 定説と言やぁ、この方。Mr.シャクティパッド。 そして運命の朝。前の晩からちょいとお腹がボウマン感のあたくし（しかもボリュームは80%）は思った。 「こんだけうるせぇんだから、オナラのひとつ位、誰も聞こえやしねぇよ。」 20代の頃の肉体労働（オヤジの兄弟舟ご参照）で鍛えたあたくし（しかもボリュームは80%）の下腹は、30代になった今でも（見てくれはちょいと落ちたかも知れねぇが...）まだまだイケる（はずだ）。どうせこれだけうるせぇんだ、誰にも聞こえやしめぇ、とばかりにぐっ、と力を込めて、朝のひと絞りってなビッグチャレンジを試みたってな具合だよ。「板垣死すとも、自由はブゥ」ってな塩梅だ。 自由はぶぅ すると、なんだ。みぃんながあたくし（しかもボリュームは80%）を見守ってるじゃねぇか。睨むとかじゃなく、適度な距離を保ちながら見守ってるってな感じだよ。混んでるのに。今度はちょいと寝不足の脳ミソ絞って、考えた。TVコマーシャル3つ分くらいの時間を沈思黙考。そこであたくし（しかもボリュームは80%）は気付いた。ブゥが聞こえねぇのは、あたくし（だってボリュームは80%）だけじゃねぇか。あれ？あ、そらそうだ...。 皆様はボリューム0%だよ...。 ってなことで、思いがけずすっかり車内の有名人になったあたくし（まだボリュームは80%）。ヒーローもんのドラマだったら、さしずめ「闘え！ワンダー・ブゥ」ぐれぇのタイトルが付きそうなもんだ。サングラスと帽子で武装してたから、ハズカシさと紫外線が30%位カットされちゃぁくれたけども、迂闊にオナラもできねぇ都会ってもんに、ちょいと嫌気が差した朝でやんした。 大東京だよ。東京のバカヤロウだよ。コンクリートジャングルだよ。 って、今回はなんだか、オゲレツな話題だったな... いつもの、あれ、いっとこう。 ....。 さて、謝罪もすがすがしく済んだところで、本題だ。 POWER OF SOUL：TRIBUTE TO JIMI HENDRIX　/　Various Artists 誰かのトリビュート･アルバムってのは、あたくしはあまり好きじゃない。なんだか、商売臭さがしちまってね。もちろん、音楽だってビジネスでやんすから、商売っ気があったって、良い。でも「良いもん作ったから買ってね」ってのと、「買ってもらいたいから、良いものだけを取り合えず集めたからよ」ってのは、根っこが違うかと。しかも、トリビュートされるアーティストが偉大であるほど、どうせ本家本元を越えられやしねぇ楽曲が並んじまう。なんだか損したなーってな経験を何度かするうちに、全く買わなくなりやした。 このアルバム、ジミ・ヘンドリックスってなロックの伝説みたいな人を取り上げてやんして、そんなの、これまで腐るほどありやがったんですけど（オジー･オズボーンがカバーしたPurple Hazeはカッコ良かったんですがね。ザック・ワイルドのギターが痺れるから。）、このアルバムについては、ブラック系とか黒人音楽ルーツ系アーティストがジミのカヴァーをすると言う、ちょいと趣向の違うもの。レニー・クラヴィッツはまぁ、いいや、としても、チャカ･カーンにEW&amp;F、ブーツィー・コリンズ...とまぁ、ロック系カヴァーじゃちょいと登場しないラインナップってやつで。ジミをブラック系がカヴァーするってのは、なんだかそれはそれで本質をついている気もするなぁ、なんて哲学的なお話は聴き終ってからの能書きってやつでして。一聴しての印象は、良い原曲をセンスの良いアーティストが料理すると、カッコいいものができる、ってなあったり前の感想。レビューにもならねえこんな感想でやんすが、なかなかこの「当たり前」ができねぇ、という。悪い例を挙げたらキリがねぇんですがね。良い例は、ホント少ねぇ、という。 スティーヴィー・レイヴォーンのギターは、元は事故死直後のアルバムに収録されてた一曲でやんすが、これは感性を超えて、気持ちに刺さってきやす。音の一つ一つが完全に調教されているプロもいれば、どの音ひとつとっても、感情が感じられるプロもいるわけで、レイヴォーンは完全に後者。ライブでもVooDoo Chileやってたレイヴォーンでやんすが、正面から聞けないくらい、直球で涙腺を突くギターでやんす。北斗の拳みてぇだね。ヒコウを突いてくるんだね。ひでぶ、だね。 EW&amp;Fとかブーツィーが料理する曲は、こんなにもファンクネスでいっぱいだったかな？って思うくらいに濃厚アレンジでやんして、これも一興。特筆はサンタナ。懐かしいLiving Colorのメンバーとのセッションでやんすが、まぁ、良いギターだよ。ほんと。この人は、演歌だね。艶のほうじゃねぇよ。漢（オトーコ）の演歌の方だ。サブちゃんの方だね。音の使い方が。 スティングとかレニー・クラヴィッツとか、そらそれで大物がいるんでやんすがね。痺れ度低いんだね。John Leeとかと同じアルバムで較べられちまうと。カッコいいんだけどね。 ともあれ、飽きのこない一枚。ここからジミのオリジナルアルバムに辿っていく、って聴き方も、あたくしはご提案したい。 あたくしがトリビュートするとしたら、Chicのバーナード・エドワーズだなぁ。 誰も作ってくれ、とは言わねぇだろうけども。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>お気に入りのiPodを必ず耳に引っ掛けて電車通勤している庶民派のあたくし。耳に悪ぃ、って言われようが何しようが、「その時聴いている曲と、その時のシチュエーションこそが、最適なボリュームを決めるんだぜ。」ってなポリシーを曲げずに生きるあたくしとしては、工事現場と毎週日曜朝6時開催のジジィの尺八教室の次ぐらいに、ノイズの玉手箱ってな塩梅の電車の中じゃぁ、ボリューム80%てぇのが通例。あたくしが毎朝使ってる、京○急○線は、東京臨海部の生活線として名高いってぇ表の顔は別として、その実、線路敷設ルートがクネクネしてる上に、車両が斜めになるバンク状態だってぇのに非合法なスピードで駆け抜けちまうような男の電車だ。いや、漢（オトーコ）の電車だ。<br />
そんな漢（オトーコ）の電車は、その荒くれぶり故か、ちょいとノイズが大きい。だから、電車に乗るなりあたくしのiPodはボリューム80%に、それこそ自動的に持ち上がっちまうのが定説。<br />
<center><br />
<img alt="guru.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/guru.jpg" width="120" height="200" border="0" /><br />
<font size="1"> 定説と言やぁ、この方。Mr.シャクティパッド。</font><br />
</center></p>

<p>そして運命の朝。前の晩からちょいとお腹がボウマン感のあたくし（しかもボリュームは80%）は思った。</p>

<p><b>「こんだけうるせぇんだから、オナラのひとつ位、誰も聞こえやしねぇよ。」</b></p>

<p>20代の頃の肉体労働（オヤジの兄弟舟ご参照）で鍛えたあたくし（しかもボリュームは80%）の下腹は、30代になった今でも（見てくれはちょいと落ちたかも知れねぇが...）まだまだイケる（はずだ）。どうせこれだけうるせぇんだ、誰にも聞こえやしめぇ、とばかりにぐっ、と力を込めて、朝のひと絞りってなビッグチャレンジを試みたってな具合だよ。「<b>板垣死すとも、自由はブゥ」</b>ってな塩梅だ。</p>

<p><center><br />
<img alt="itagaki.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/itagaki.jpg" width="120" height="170" border="0" /><br />
<font size="1">自由はぶぅ</font><br />
</center></p>

<p>すると、なんだ。みぃんながあたくし（しかもボリュームは80%）を見守ってるじゃねぇか。睨むとかじゃなく、適度な距離を保ちながら見守ってるってな感じだよ。混んでるのに。今度はちょいと寝不足の脳ミソ絞って、考えた。TVコマーシャル3つ分くらいの時間を沈思黙考。そこであたくし（しかもボリュームは80%）は気付いた。ブゥが聞こえねぇのは、あたくし（だってボリュームは80%）だけじゃねぇか。あれ？あ、そらそうだ...。<br />
皆様は<b>ボリューム0%</b>だよ...。</p>

<p>ってなことで、思いがけずすっかり車内の有名人になったあたくし（まだボリュームは80%）。ヒーローもんのドラマだったら、さしずめ<b>「闘え！ワンダー・ブゥ」</b>ぐれぇのタイトルが付きそうなもんだ。サングラスと帽子で武装してたから、ハズカシさと紫外線が30%位カットされちゃぁくれたけども、迂闊にオナラもできねぇ都会ってもんに、ちょいと嫌気が差した朝でやんした。</p>

<p>大東京だよ。東京のバカヤロウだよ。コンクリートジャングルだよ。</p>

<p>って、今回はなんだか、オゲレツな話題だったな...<br />
いつもの、あれ、いっとこう。</p>

<p><center><br />
<img alt="ybb001s[1].jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/ybb001s[1].jpg" width="225" height="168" border="0" /><br />
<font size= "1">....。</font><br />
</center></p>

<p></p>

<p><br />
さて、謝罪もすがすがしく済んだところで、本題だ。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001ZX0QU/richesloft-22" target="link"><img alt="Jimi.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Jimi.jpg" width="130" height="129" border="0" /><br />
POWER OF SOUL：TRIBUTE TO JIMI HENDRIX　/　Various Artists </a></p>

<p>誰かのトリビュート･アルバムってのは、あたくしはあまり好きじゃない。なんだか、商売臭さがしちまってね。もちろん、音楽だってビジネスでやんすから、商売っ気があったって、良い。でも「良いもん作ったから買ってね」ってのと、「買ってもらいたいから、良いものだけを取り合えず集めたからよ」ってのは、根っこが違うかと。しかも、トリビュートされるアーティストが偉大であるほど、どうせ本家本元を越えられやしねぇ楽曲が並んじまう。なんだか損したなーってな経験を何度かするうちに、全く買わなくなりやした。</p>

<p>このアルバム、ジミ・ヘンドリックスってなロックの伝説みたいな人を取り上げてやんして、そんなの、これまで腐るほどありやがったんですけど（オジー･オズボーンがカバーしたPurple Hazeはカッコ良かったんですがね。ザック・ワイルドのギターが痺れるから。）、このアルバムについては、ブラック系とか黒人音楽ルーツ系アーティストがジミのカヴァーをすると言う、ちょいと趣向の違うもの。レニー・クラヴィッツはまぁ、いいや、としても、チャカ･カーンにEW&F、ブーツィー・コリンズ...とまぁ、ロック系カヴァーじゃちょいと登場しないラインナップってやつで。ジミをブラック系がカヴァーするってのは、なんだかそれはそれで本質をついている気もするなぁ、なんて哲学的なお話は聴き終ってからの能書きってやつでして。一聴しての印象は、良い原曲をセンスの良いアーティストが料理すると、カッコいいものができる、ってなあったり前の感想。レビューにもならねえこんな感想でやんすが、なかなかこの「当たり前」ができねぇ、という。悪い例を挙げたらキリがねぇんですがね。良い例は、ホント少ねぇ、という。<br />
スティーヴィー・レイヴォーンのギターは、元は事故死直後のアルバムに収録されてた一曲でやんすが、これは感性を超えて、気持ちに刺さってきやす。音の一つ一つが完全に調教されているプロもいれば、どの音ひとつとっても、感情が感じられるプロもいるわけで、レイヴォーンは完全に後者。ライブでもVooDoo Chileやってたレイヴォーンでやんすが、正面から聞けないくらい、直球で涙腺を突くギターでやんす。北斗の拳みてぇだね。ヒコウを突いてくるんだね。ひでぶ、だね。<br />
EW&Fとかブーツィーが料理する曲は、こんなにもファンクネスでいっぱいだったかな？って思うくらいに濃厚アレンジでやんして、これも一興。特筆はサンタナ。懐かしいLiving Colorのメンバーとのセッションでやんすが、まぁ、良いギターだよ。ほんと。この人は、演歌だね。艶のほうじゃねぇよ。漢（オトーコ）の演歌の方だ。サブちゃんの方だね。音の使い方が。<br />
スティングとかレニー・クラヴィッツとか、そらそれで大物がいるんでやんすがね。痺れ度低いんだね。John Leeとかと同じアルバムで較べられちまうと。カッコいいんだけどね。<br />
ともあれ、飽きのこない一枚。ここからジミのオリジナルアルバムに辿っていく、って聴き方も、あたくしはご提案したい。</p>

<p>あたくしがトリビュートするとしたら、Chicのバーナード・エドワーズだなぁ。<br />
誰も作ってくれ、とは言わねぇだろうけども。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>いつのまにか</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001223.html" />
    <modified>2005-02-02T07:25:50Z</modified>
    <issued>2005-02-02T16:25:50+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1223</id>
    <created>2005-02-02T07:25:50Z</created>
    <summary type="text/plain">毎週水曜日に更新している、冥土の土産。 週間にしたつもりはねぇんでやんすが、気付いたら習慣になっちまった。 （はい、ここで笑う。） って、今週はあたくしも忙しいので、ちょいと時間稼ぎさしてもらうよ。 この冬一番のセクスィー。 ダメか......</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>毎週水曜日に更新している、冥土の土産。<br />
週間にしたつもりはねぇんでやんすが、気付いたら習慣になっちまった。<br />
（はい、ここで笑う。）</p>

<p>って、今週はあたくしも忙しいので、ちょいと時間稼ぎさしてもらうよ。</p>

<p><center><br />
<img alt="sexy.gif" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/sexy.gif" width="300" height="285" border="0" /></p>

<p><font size="1"> この冬一番のセクスィー。</font><br />
</center></p>

<p>ダメか...</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>撃墜王の孤独</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001220.html" />
    <modified>2005-01-26T08:34:08Z</modified>
    <issued>2005-01-26T17:34:08+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1220</id>
    <created>2005-01-26T08:34:08Z</created>
    <summary type="text/plain">あたくしの友人に、建築機械屋さんの開発担当を仰せつかった輩がおりやす。開発担当、なんて一口に言やぁ聞こえも良いってなもんでやんすが、要は出来上がったショベルカーだのなんだのを何千時間、何万時間の耐久試験にかけて、不具合やら何やらを見つけて直すってな仕事。事故が一度起きちまえば大変なことになりやすんで、そらもう、尊い仕事だってのはわかるんですがね。九州の人里離れた山奥で朝から晩まで穴掘って埋めて、埋めた穴をまた掘って、また埋めて...こんなことを何週間もやるってな話。なんだか、ナチスの拷問にそんなのがあったとかなかったとか聞いたことありやすがね。意義はわかろうってなもんですが、運転中の瞬間瞬間にそんな大儀なんざ感じられようもねぇってのが人の子ってもん。「大変でやんすねぇ。同じこと繰り返すってのは。」って労ったあたくしに言ったセリフは、 「孤独が一番ツライ。ずっと一人で運転してると、おかしくなる。」 と言ってやがりました。試験ですから、周りにゃぁ色んなデータを計測する輩もいるんでしょうが、運転は一人でやるもんで。ずっとそれが何週間も続くってなぁ、傍目から見える以上に孤独だったってことなんでしょうね。そいつはその仕事辞めちまって、今は家業をついでボンボン暮らしってやつでやんすよ。 もひとり。あたくしの高校時代の友人が、念願の司法試験をパスして、その手の修習生ってのになりやした。裁判官とかと話したりする機会もあったようで、（裁かれちまいそうなあたくしとしては）連中の弱みはねぇのかよ、などといった無茶な質問を酒の勢いで浴びせてやったもんです。SMマニアだかなんだかで自分で縛って死んじまった人がいるとか、そんな馬鹿げた話のオチとしちゃぁ重てぇ内容なんでやんすが、 「重い判決を世界中から『お前が下せ』って言われてるプレッシャーを感じて、途方もなく孤独になる。」 ってエピソードが印象的でやんした。いくら、色んな決まりがあろうと、みんなで決めたことであろうと、「よぉ。こいつに引導を渡せよな。」って声に囲まれた挙句に、目の前で青くなってる輩に「お前、これから死んでもらうぞ。」だなんて言うってなぁ立場なんざ、常人には想像もつかねぇとんでもねぇ孤独な世界なんだろうな、と。 はてさて。丹波鉄郎が言ってやがりました、「最も重たい罪を犯した人間は、死後の世界で孤独刑を背負う」ってな寓話。何万年も、一人でいる。オカシクなろうとなんだろうと、誰もいねぇ。ガキの時分に、この話は身震いしちまうような怖いものでやんしたな。高熱が出ると決まって、樹木になっちまったり工場の部品になっちまったあたくしが、ひたすら孤独に耐えてるってな夢を見たもんだし。 丹波鉄郎の話みてぇに、誰から見ても孤独ですってな人なんか、そうそういやしません。傍目で見えてる以上に、そこにいるヤツがとんでもねぇ孤独に耐えてるって話がほとんどでね。でもね、なかなか気付いちゃやれねぇんですよ。だから、ちゃんとツライって言えよな、って話でやんす。今週の「冥土の土産」に冗談とコバナシを期待してたお客人は、とっととマウスをカリカリして頂戴。 新しい環境で右往左往してるお前さん。この不況に仕事が見つかったのは有難い話だから、なんて我慢しちゃいけねぇよ。寂しいんだって言っちまいなさいよ。 家族の重圧の中で、思い通りに生きられねぇお前さん。家族のためってのは尊いことかもしれねぇが、誰にも話さないで一人で我慢しちゃいけねぇよ。キツイって言っちまいなさいよ。 こんだけ周りに人がいるってのに、自分らしくいられねぇで背筋ばっかりのばしてるお前さん。爆発寸前まで澱みを貯めて、たまぁに昔馴染みと呑んでウサを晴らすだけ、なんてことはしちゃいけねぇよ。便利な道具があんだから、ちゃんと繋がってるから、いつでも愚痴りゃいいじゃねぇか。一人で我慢するんじゃねぇよ。 松本零次のマンガに「コックピット」ってのがありやす。撃墜王が主人公のエピソードで、敵も味方も全部死んじまっても、自分だけは必ず生き残るってなヤツの話。英雄扱いされちゃぁながらも、実はとんでもなく孤独だったってな話で。傍目からどう見えてるか、とか、他の人はもっと辛いんだから、とか、そんなことで我慢しちゃいけねぇよ。お前さんらは、自分の目ン玉で見てる世界でもって生きてんだから、葬式だの結婚式だのに出席してやるかもわからねぇような他人と自分を較べて、まだマシだのなんのと誤魔化すなんてこたぁ、よろしくない。自分が孤独だなぁ、なんて思ったら、否、思う前に、ちゃぁんと澱を吐き出しやがれよ。「たまらねぇよ」って、言いやがれよ。あたくしの方まで「そんなことも言ってくれねぇなんてよ」ってな孤独感が伝染しちまうからね。 あたくしのためにでも良いから、ちゃんと言いやがれ。この野郎。 ってなわけで、今週の一枚。 I Want You / Marvin Gaye あんまりにヤラシくて、熱が出そうな一枚。お天道様の下じゃぁ、とても聞けねぇシロモノ。 このくらい正直に、求めて良いんじゃねぇか？ あたくしもがんばらねぇから、お前さんらも、がんばるな。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>あたくしの友人に、建築機械屋さんの開発担当を仰せつかった輩がおりやす。開発担当、なんて一口に言やぁ聞こえも良いってなもんでやんすが、要は出来上がったショベルカーだのなんだのを何千時間、何万時間の耐久試験にかけて、不具合やら何やらを見つけて直すってな仕事。事故が一度起きちまえば大変なことになりやすんで、そらもう、尊い仕事だってのはわかるんですがね。九州の人里離れた山奥で朝から晩まで穴掘って埋めて、埋めた穴をまた掘って、また埋めて...こんなことを何週間もやるってな話。なんだか、ナチスの拷問にそんなのがあったとかなかったとか聞いたことありやすがね。意義はわかろうってなもんですが、運転中の瞬間瞬間にそんな大儀なんざ感じられようもねぇってのが人の子ってもん。「大変でやんすねぇ。同じこと繰り返すってのは。」って労ったあたくしに言ったセリフは、<br />
「孤独が一番ツライ。ずっと一人で運転してると、おかしくなる。」<br />
と言ってやがりました。試験ですから、周りにゃぁ色んなデータを計測する輩もいるんでしょうが、運転は一人でやるもんで。ずっとそれが何週間も続くってなぁ、傍目から見える以上に孤独だったってことなんでしょうね。そいつはその仕事辞めちまって、今は家業をついでボンボン暮らしってやつでやんすよ。</p>

<p>もひとり。あたくしの高校時代の友人が、念願の司法試験をパスして、その手の修習生ってのになりやした。裁判官とかと話したりする機会もあったようで、（裁かれちまいそうなあたくしとしては）連中の弱みはねぇのかよ、などといった無茶な質問を酒の勢いで浴びせてやったもんです。SMマニアだかなんだかで自分で縛って死んじまった人がいるとか、そんな馬鹿げた話のオチとしちゃぁ重てぇ内容なんでやんすが、<br />
「重い判決を世界中から『お前が下せ』って言われてるプレッシャーを感じて、途方もなく孤独になる。」<br />
ってエピソードが印象的でやんした。いくら、色んな決まりがあろうと、みんなで決めたことであろうと、「よぉ。こいつに引導を渡せよな。」って声に囲まれた挙句に、目の前で青くなってる輩に「お前、これから死んでもらうぞ。」だなんて言うってなぁ立場なんざ、常人には想像もつかねぇとんでもねぇ孤独な世界なんだろうな、と。</p>

<p>はてさて。丹波鉄郎が言ってやがりました、「最も重たい罪を犯した人間は、死後の世界で孤独刑を背負う」ってな寓話。何万年も、一人でいる。オカシクなろうとなんだろうと、誰もいねぇ。ガキの時分に、この話は身震いしちまうような怖いものでやんしたな。高熱が出ると決まって、樹木になっちまったり工場の部品になっちまったあたくしが、ひたすら孤独に耐えてるってな夢を見たもんだし。</p>

<p>丹波鉄郎の話みてぇに、誰から見ても孤独ですってな人なんか、そうそういやしません。傍目で見えてる以上に、そこにいるヤツがとんでもねぇ孤独に耐えてるって話がほとんどでね。でもね、なかなか気付いちゃやれねぇんですよ。だから、ちゃんとツライって言えよな、って話でやんす。今週の「冥土の土産」に冗談とコバナシを期待してたお客人は、とっととマウスをカリカリして頂戴。</p>

<p>新しい環境で右往左往してるお前さん。この不況に仕事が見つかったのは有難い話だから、なんて我慢しちゃいけねぇよ。寂しいんだって言っちまいなさいよ。<br />
家族の重圧の中で、思い通りに生きられねぇお前さん。家族のためってのは尊いことかもしれねぇが、誰にも話さないで一人で我慢しちゃいけねぇよ。キツイって言っちまいなさいよ。<br />
こんだけ周りに人がいるってのに、自分らしくいられねぇで背筋ばっかりのばしてるお前さん。爆発寸前まで澱みを貯めて、たまぁに昔馴染みと呑んでウサを晴らすだけ、なんてことはしちゃいけねぇよ。便利な道具があんだから、ちゃんと繋がってるから、いつでも愚痴りゃいいじゃねぇか。一人で我慢するんじゃねぇよ。</p>

<p>松本零次のマンガに「コックピット」ってのがありやす。撃墜王が主人公のエピソードで、敵も味方も全部死んじまっても、自分だけは必ず生き残るってなヤツの話。英雄扱いされちゃぁながらも、実はとんでもなく孤独だったってな話で。傍目からどう見えてるか、とか、他の人はもっと辛いんだから、とか、そんなことで我慢しちゃいけねぇよ。お前さんらは、自分の目ン玉で見てる世界でもって生きてんだから、葬式だの結婚式だのに出席してやるかもわからねぇような他人と自分を較べて、まだマシだのなんのと誤魔化すなんてこたぁ、よろしくない。自分が孤独だなぁ、なんて思ったら、否、思う前に、ちゃぁんと澱を吐き出しやがれよ。「たまらねぇよ」って、言いやがれよ。あたくしの方まで「そんなことも言ってくれねぇなんてよ」ってな孤独感が伝染しちまうからね。<br />
あたくしのためにでも良いから、ちゃんと言いやがれ。この野郎。</p>

<p>ってなわけで、今週の一枚。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000060NN/qid%3D1106728100/sr%3D1-1/richesloft-22" target="link"><img alt="Marv.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Marv.jpg" width="130" height="130" border="0" /><br />
I Want You / Marvin Gaye</a></p>

<p>あんまりにヤラシくて、熱が出そうな一枚。お天道様の下じゃぁ、とても聞けねぇシロモノ。<br />
このくらい正直に、求めて良いんじゃねぇか？<br />
あたくしもがんばらねぇから、お前さんらも、がんばるな。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>そんなオヤジの兄弟舟</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001208.html" />
    <modified>2005-01-19T12:12:18Z</modified>
    <issued>2005-01-19T21:12:18+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1208</id>
    <created>2005-01-19T12:12:18Z</created>
    <summary type="text/plain">またしても車を物色中のあたくし。「この前は一度は乗ってみたいフランス車」ブームが脳内全快だったもんでやんすから、映画のブームでカローラ状態になっちまったプヂョーを避けて、稲垣吾郎が事件を起こしたことで有名なシトロエンに決定しやした。ところが一転して、最近はウィンタースポーツ・ブームが脳内に到来。思い起こせば10ウン年前、世間ではユーミンが「ゲレンデのカフェテラスでぇ～」なんて唄いながら、白銀の世界を若いカップルがお手を繋いでレッツ・スキー！な頃、貧乏学生のあたくしはトビ職やりながら学資をためていたってな四畳半フォークなオハナシだよ。 「俺さぁ、スキー○級なんだよねぇ。就職決まらなかったら、インストラクターになろうかなー。」 なんて江口洋介の影響を受けたロン毛（長髪ではないんでやんす。あくまで、ロン毛。）をサラサラさせてやがったキャンパス･ジゴロどもを横目に、 「あたくしはさぁ、溶接とクレーンの免許持ってやがるんだよねぇ。就職決まらなくっても、食い扶持には困んねぇんだよねぇ。」 これじゃぁ、バブルの世界を軽やかには生き抜けねぇって具合だよ。「けっ。大学生ってのはよぅ。勉学と勤労。これに決まってるじゃねぇか。」と突っ張っちゃぁみたものの、人知れず指を加えながらアメリカン･クラッカーみてぇな大粒の涙で枕を濡らした夜もあるんだぜ。 アメリカン･クラッカー （S40年代のマストアイテム） そして、アメリカン･クラッカーのように泣く大左ェ門。 ひとっつ、ひっとよぉりちっからぁもっちぃ 柔の道はチビシイだス そんな西側世界にあるまじき禁欲的な大学生活を送ったあたくし、今年を「ウィンタースポーツへの復習元年」といたしたい。初心者をバカにしねぇゲレンデについて、情報大募集中だよ。あたくしは。 そんな学生時代、興味と言えば楽器と車。そうは言っても貧乏学生さんが車なんぞ持てるはずもねぇ。たまぁにトモダチの車転がしてみたり(ブルーバードのターボ。なつかしぃ。）トビのオヤジの車を運転手として転がす位が関の山ってな具合だ。それでも随分ワクワクしたもんでやんすけどね。トビのオヤジの車は、「いつかはクラウン」。しかし、運転の荒い神風六十代の運転によって、あっちゃこっちゃがへこんでるかつてのVIPカー。そろそろ買い替えだね、ってな時に、オヤジは言いやした。 オヤジ： おう。つ。レジェンド、ってのは、どういう意味だ？ つ。　 ： 伝統とか、そういうカンジでやんしょ？ オヤジ： 光るアレか？ つ。　 ：そら、電燈だよ。オヤジ。 オヤジ： 俺が小学校中退だからって、おめぇ、バカにしてやがるな？（ごつん） 本当に小学校中退かどうかはわからねぇまでも、生粋の叩き上げのオヤジ。MS-DOSしか動かねぇ98ノートに電話線くっつけて、当時としちゃぁ珍しいオンライン･バンキングなんかやってるってのに、横文字はさっぱり。「プライバシー」を新しい料理用具だと信じて疑わなかったお茶目な六十代。 で、納車されたのは何のこたぁない、ホンダのレジェンド。なかなか落ち着いた、それでいてオッサン臭くねぇ良いカンジの印象でやんす。早速あたくし、新宿のマンション建設現場までの運転を仰せつかったてってな寸法で。クラウンが良い車だってのはわかってたんでやんすが、そこは新車。気分も爽やか、走りも静か。ラジオしかなかった車にカーステがついていやがるし。これで「芥川タカユキの演歌だヨ！」ばかりを聞かずに済むってなもんだ。走り出してすぐ、クラクションを押す位置に妙な金具を発見したあたくし。何だこりゃ？と思いつつも、まぁ、新しい車だからなんかに使うんだろうくらいにしか思ってなかったんでやんす。その日の現場の帰り、渋滞の首都高速で後部座席からオヤジがあたくしを呼びやした。 オヤジ：　つ。おい、そのダッシュボード開けてみろ。 つ。　 ：　はい。開けやした。 オヤジ：　マイク出せ、マイク。 つ。　 ： マイク？ すると中から出てきたのは、カールコードのバスガイド用マイク。一体こんなもの、何に使うんだと思ったあたくしにオヤジは一言、 「ステレオに挿せ。」 探してみりゃぁ、付いてやしたよ。マイク端子。なんでカーステにマイク端子？と思うあたくしに畳み掛けるように 「このテープ、かけろ。」 ラベルも何もない、まっさらなTDK60分ノーマル。言われるがままにテープを差し込んだあたくしの聴覚をそこそこの大音量で奪ったのは、鳥羽一郎の「兄弟舟」でやんした。 波のぉー、谷間ぁにぃ、命のっはながぁー。 日焼けした顔を更に赤らめて熱唱する六十代。聞きなれたとは言え、これまではラジオにあわせて口ずさむだけでやんしたが、新車レジェンドからは前後左右のスピーカー4発からオヤジの歌声が。こらえること約4分。一曲終わったオヤジは、ゴクリとウーロン茶を口に運び、汗を拭いて癒すいやす。すると数秒間のブランクの後に、またイントロが... 波のぉー、谷間ぁにぃ、命のっはながぁー。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>またしても車を物色中のあたくし。「この前は一度は乗ってみたいフランス車」ブームが脳内全快だったもんでやんすから、映画のブームでカローラ状態になっちまったプヂョーを避けて、稲垣吾郎が事件を起こしたことで有名なシトロエンに決定しやした。ところが一転して、最近はウィンタースポーツ・ブームが脳内に到来。思い起こせば10ウン年前、世間ではユーミンが「ゲレンデのカフェテラスでぇ～」なんて唄いながら、白銀の世界を若いカップルがお手を繋いでレッツ・スキー！な頃、貧乏学生のあたくしはトビ職やりながら学資をためていたってな四畳半フォークなオハナシだよ。<br />
「俺さぁ、スキー○級なんだよねぇ。就職決まらなかったら、インストラクターになろうかなー。」<br />
なんて江口洋介の影響を受けたロン毛（長髪ではないんでやんす。あくまで、ロン毛。）をサラサラさせてやがったキャンパス･ジゴロどもを横目に、<br />
「あたくしはさぁ、溶接とクレーンの免許持ってやがるんだよねぇ。就職決まらなくっても、食い扶持には困んねぇんだよねぇ。」<br />
これじゃぁ、バブルの世界を軽やかには生き抜けねぇって具合だよ。「けっ。大学生ってのはよぅ。勉学と勤労。これに決まってるじゃねぇか。」と突っ張っちゃぁみたものの、人知れず指を加えながらアメリカン･クラッカーみてぇな大粒の涙で枕を濡らした夜もあるんだぜ。</p>

<p><center><br />
<img alt="amecra.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/amecra.jpg" width="150" height="112" border="0" /><br />
<font size="1">アメリカン･クラッカー （S40年代のマストアイテム）</font></p>

<p><img alt="Daizaemon.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Daizaemon.jpg" width="105" height="104" border="0" /></p>

<p><font size="1">そして、アメリカン･クラッカーのように泣く大左ェ門。<br />
ひとっつ、ひっとよぉりちっからぁもっちぃ</font></p>

<p><img alt="inaka_i.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/inaka_i.jpg" width="100" height="100" border="0" /></p>

<p><font size="1">柔の道はチビシイだス</font><br />
</center></p>

<p>そんな西側世界にあるまじき禁欲的な大学生活を送ったあたくし、今年を「ウィンタースポーツへの復習元年」といたしたい。初心者をバカにしねぇゲレンデについて、情報大募集中だよ。あたくしは。</p>

<p>そんな学生時代、興味と言えば楽器と車。そうは言っても貧乏学生さんが車なんぞ持てるはずもねぇ。たまぁにトモダチの車転がしてみたり(ブルーバードのターボ。なつかしぃ。）トビのオヤジの車を運転手として転がす位が関の山ってな具合だ。それでも随分ワクワクしたもんでやんすけどね。トビのオヤジの車は、「いつかはクラウン」。しかし、<b>運転の荒い神風六十代</b>の運転によって、あっちゃこっちゃがへこんでるかつてのVIPカー。そろそろ買い替えだね、ってな時に、オヤジは言いやした。</p>

<p>オヤジ： おう。つ。レジェンド、ってのは、どういう意味だ？<br />
つ。　 ： 伝統とか、そういうカンジでやんしょ？<br />
オヤジ： <b>光るアレか？</b><br />
つ。　 ：そら、電燈だよ。オヤジ。<br />
オヤジ： 俺が小学校中退だからって、おめぇ、バカにしてやがるな？（ごつん）</p>

<p>本当に小学校中退かどうかはわからねぇまでも、生粋の叩き上げのオヤジ。MS-DOSしか動かねぇ98ノートに電話線くっつけて、当時としちゃぁ珍しいオンライン･バンキングなんかやってるってのに、横文字はさっぱり。「プライバシー」を<b>新しい料理用具</b>だと信じて疑わなかったお茶目な六十代。</p>

<p>で、納車されたのは何のこたぁない、ホンダのレジェンド。なかなか落ち着いた、それでいてオッサン臭くねぇ良いカンジの印象でやんす。早速あたくし、新宿のマンション建設現場までの運転を仰せつかったてってな寸法で。クラウンが良い車だってのはわかってたんでやんすが、そこは新車。気分も爽やか、走りも静か。ラジオしかなかった車にカーステがついていやがるし。これで<b>「芥川タカユキの演歌だヨ！」</b>ばかりを聞かずに済むってなもんだ。走り出してすぐ、クラクションを押す位置に妙な金具を発見したあたくし。何だこりゃ？と思いつつも、まぁ、新しい車だからなんかに使うんだろうくらいにしか思ってなかったんでやんす。その日の現場の帰り、渋滞の首都高速で後部座席からオヤジがあたくしを呼びやした。</p>

<p>オヤジ：　つ。おい、そのダッシュボード開けてみろ。<br />
つ。　 ：　はい。開けやした。<br />
オヤジ：　マイク出せ、マイク。</p>

<p>つ。　 ：  <font size="4"><b>マイク？</b></font></p>

<p>すると中から出てきたのは、カールコードのバスガイド用マイク。一体こんなもの、何に使うんだと思ったあたくしにオヤジは一言、<br />
「ステレオに挿せ。」<br />
探してみりゃぁ、付いてやしたよ。マイク端子。なんでカーステにマイク端子？と思うあたくしに畳み掛けるように<br />
「このテープ、かけろ。」<br />
ラベルも何もない、まっさらなTDK60分ノーマル。言われるがままにテープを差し込んだあたくしの聴覚をそこそこの大音量で奪ったのは、鳥羽一郎の「兄弟舟」でやんした。</p>

<p><h2>波のぉー、谷間ぁにぃ、命のっはながぁー。</h2></p>

<p>日焼けした顔を更に赤らめて熱唱する六十代。聞きなれたとは言え、これまではラジオにあわせて口ずさむだけでやんしたが、新車レジェンドからは前後左右のスピーカー4発からオヤジの歌声が。こらえること約4分。一曲終わったオヤジは、ゴクリとウーロン茶を口に運び、汗を拭いて癒すいやす。すると数秒間のブランクの後に、またイントロが... </p>

<p><h2>波のぉー、谷間ぁにぃ、命のっはながぁー。</h2></p>

<p>･･･繰り返されることさらに数回。ああ、このテープは、これしか入ってねぇんだ。あたくしはこの猛暑の中、ずっとこの唄を聴かされるんだ、と朦朧とした意識の中で諦めかけたその時、ちょっとしたノイズを再生A面が終わりを告げたのでやんすが、貴君らもご存知の通り、テープの終わりは突然、音もなくやってきやがります。</p>

<p>型はぁ、古いがーぁ。時化にはぁー、つよ...（テープ終了）</p>

<p>ん”ん”－ん。ゴクリ。ゴクゴクゴク。<br />
<h2>..からぁー、あわせてぇよー。網をぉ、まきぃあげぇるぅぅぅ。</h2></p>

<p><b>絶対、このオヤジはテープのひっくり返る瞬間を練習したぜ、</b>ってなリズムの合い方だよ。オートリバースのタイミングで汗拭いてお茶飲んで、そんでもって音の入りのタイミングにぴったり合わせる芸当。3日は練習したはずだね。それも、<b>猛練習のはず</b>だね。<br />
そうして繰り返される兄弟舟と猛暑のせいでオーバーヒート気味のあたくしのヘッドレストから、ごついオヤジの腕が伸びてきやした。</p>

<p>オヤジ：　お前も、歌え。<br />
つ。　 ：　いや、運転中でやんすから。鼻歌とかでいいですかね?<br />
オヤジ： マイク、あるんだから使えよ。マイク。<br />
つ。　  : いや、でも、両手ふさがってるし（マニュアルミッションの車でやんした）<br />
オヤジ： <b>そこに、ひっかければ良いだろう。バカ。</b></p>

<p>そこって、あ？この金具？あー。フック？マイク引っ掛けるフックだったんでやんすか...。<br />
上司に逆らえないサラリーマンよろしく、オヤジの言いなりでもってフックにマイクを引っ掛けて、ハンドルに顔を近づけて唄うマヌケなあたくし。マイクを通したあたくしの声より、後部座席でハモってるオヤジの声の方が、はるかにデケェ声なんでやんすが、そこはそれ、共同作業ってなイメージでもって円満な車内。ひとしきり唄い終わっても続く次なるイントロ。あたくしは思ったね。<br />
<h2>これは、無限地獄だ。</h2></p>

<p>平和島料金所を降りて、近づく家路。混雑のせいか、もう夕日が傾いてるってな時間でやんした。夕日を眺るオヤジ。オレンジ色の陽の光は、60年以上を生きた男がたたえる皺の一つ一つを、それがあたかも年輪であるかのように見せるグッと来る演出をしてくれるってなもんです。</p>

<p>オヤジ：　おい、つ。<br />
つ。　 ：　へぇ。<br />
オヤジ：　良い車だろう？え？こういう車を買えるようになるまで、色々あったんだぜ。俺も。<br />
つ。　  :　はぁ...。<br />
オヤジ：　そういう、苦労の積み重ねってやつか？そういうの、喋くるのは性に合わねぇんだけどよ。　<br />
　　　　　　まぁ、なんてんだ？この車、俺の「兄弟舟」みてぇなもんだ。そう思わねぇか？<br />
つ。　　：　え？兄弟舟...でやんすか？ あぁ...まぁ、そんな風にも、まぁ、なんてんでしょうね。まぁ、そんなカンジで...</p>

<p>オヤジ ：　おめぇ、この車のこと、<font size="4"><b>これから「兄弟舟」って呼べよ。</b></font>いいな？俺とお前の、兄弟舟だ。</p>

<p>つ。　　：　<font size="1">え？あたくしも？</font></p>

<p>あたくしたちを乗せた兄弟舟は、その後の4年間ほどを建設現場とバブルの波の谷間をかいくぐったのでやんすが、ある日トラックに追突されて都会の海に「沈没」と相成った次第でやんす。</p>

<p>さて、ここらで本題。<br />
酒飲みながら聞くのに最適なアルバムのリクエストを頂戴したので、今日はコイツをご紹介だよ。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HJLB/qid%3D1106135364/sr%3D1-15/richesloft-22" target="link"><img alt="AsylumYears.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/AsylumYears.jpg" width="105" height="105" border="0" /><br />
Asylum Years / Tom Waits </a></p>

<p>理屈は今日は抜きでやんす。<br />
あたくしが中学生の時に、ピーター・バラカンが紹介してた、あまり耳慣れないアーティスト。極端にしわがれた声で、ちっぽけな人のちっぽけな機微が唄われてるだけの曲がずらり。よく、この人は酒に合う、と言われたりしやすが、逆。酒がこの人を放さない。ジャズなのかブルースなのかわからないジャンルでやんすが、あえてジャンルを決めるなら、子守唄、としておきやす。大人向けの。<br />
レコードレーベルが80年代の映画出演以降に変っちまって、なんとなくロック色が強くなり、ロッド・スチュワートに名盤「Rain Dogs」の「Down Town Train」をカヴァーされて（これは名曲でやんす）、一躍有名人になっちまいましたが、あたくしとしては初期のアサイラム･レーベルにいた頃の方が、子守唄の度合いが高ぇって意味でオススメでやんす。あまりベスト版はオススメしないようにしてるんでやんすが、ちょいと灰汁が強い御仁なので、まずは初期のベストをオススメする次第。<br />
不覚にも泣いちまったのが14曲目の「Ruby's Arms」。惚れてた女のどこを思い出すか、って時に、自分を抱いてくれてた腕を思い出しちまうっての、ちと辛すぎやしたね。これがおっぱいとかケツだったら、唄にはならねぇけどね。あー、良いオンナの前ではいくつになってもガキでいようじゃねぇかと。良さがわかったら、ちょいと歳とったってことでもあるんですがね。<br />
世話になった溶接屋のオヤジに捧げます。合掌。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>シンデレラの首塚とあけおめことよろ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001195.html" />
    <modified>2005-01-12T13:06:25Z</modified>
    <issued>2005-01-12T22:06:25+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2005:/tsu/12.1195</id>
    <created>2005-01-12T13:06:25Z</created>
    <summary type="text/plain">あけおめ。ことよろ。 てなわけで今年も始まっちまって2週間が経とうってのにUpしねぇもんだから、随分と各所からお叱りを頂戴したあたくし。今流行りのかどうかはわかんねぇんですが、ウィルス系（コンピュゥタァのじゃぁねぇよ）にやられて長患いってな年明けでやんした。正確に申し上げりゃぁ、暮れの時分から娘ともども寝込んでたようなもんだから、クリスマスも正月もありゃぁしねぇ、ってな調子。あ、そうそう。昨年引越ししたもんだから、随分と遅くになってから年賀状が転送されてきやした。時期もすっかりおっ外しちまったから、近いうちに「引越しやした」のお葉書でも認めようかってな所存だよ。 そんなこんなの年末年始でやんしたから、お年玉の代わりにってなことで娘と企画してたデートも全部お流れ。こいつは仕方ねぇってんで、トイザらス （なんで「ら」だけ平仮名なんでやんしょうね？ご存知の野郎共は、是非コメントを頂戴。）でお年玉代わりになにかオモチャを買ってやろうかってなことに。あーでもねぇ、こーでもねぇ、という4歳児による小1時間程度の厳正なる吟味の結果、選ばれた栄えあるオモチャはこれだ。 ガラスの靴って、ムレムレなんじゃねぇかな。 一見すりゃぁリカちゃん人形かバービー人形かってな具合の、着せ替え人形でやんす。で、あたくしはリカちゃんだけは避けていただきたい、と頑張る娘を説き伏せた。「まぁまぁ、子どものオモチャじゃないのさ。」と居直っちまうのは簡単なんでやんすがね。あたくしはどうも、最近の誰でもプチセレブってな馬鹿げたムードを、それこそガキの時分から植えつけたのがリカちゃんじゃねぇかとにらんでるんでやんすよ。これがシンデレラよろしく、お姫様になりてぇ、ってなぐらいに非現実なら笑ってられるんでやんすがね。現代の日本に生まれちまった子どもなら、成長していく過程で「あ、姫なんざ、いねぇやね。この国は。あの不細工のしか、いねぇ。」って自然にぶち壊れてく夢だし。一方、リカちゃん家ってのは、「なんだか運が良きゃなれるんじゃんぇか?」感があっていけねぇんだよ。親父が音楽家でお袋がデザイナー。住所はハートヒルズ？どこだそいつは。（千葉とか相模原とかのちょいとイナカな地域が背伸びしてつけそうな街名だ。）この段階で日本国民のコンマ数パーセント？にまで、その血統が限定されちまうんじゃねぇかと思われやすが、「姫」に較べりゃ、まだまだ身近でやんす。それがリアルでいけねぇよ。東京西部の呑んべぇ横丁に隣接した地域でもって、ガラッぱちの親父をもつ娘が「プチセレブ」だなんて夢を抱かねぇように気をつけてやるのも、親の勤めってなもんでやんしょ。 で、このシンデレラ。着替えができるんでやんす。シンデレラってったら、ボロ着からドレスに早変わりってのが真骨頂だと思うんでやんすが、そこはオモチャ、ドレスが2着という始末。このドレスにあわせてネックレス等のアクセサリも交換できるんでやんすがね。購入して最初に悩んだのは、どうやってこの頭でっかちから、この細いネックレスを交換できるのか、ってなこと。ゴム製で伸びるってんでもなし、後ろから外れるってな高級品でもない。ただの輪っか。あれこれ悩んで説明書を読むと、 「ネックレスの交換は、人形の頭部を外して...」 頭部を外す？ 首がとれちまう？平将門かよ、お前は！ 首塚だよ、首塚っ。 .....。 ネックレスも変えてくれとせがむ娘を前に、仕方なく首をポンッ。取れやしたよ。シンデレラの首が。首を取られたってのに、へらへら笑ってる不気味さ加減。まさしくこれ、化け物。もしも裁判大好きのあの国だったら、「おーぅ。バービーの首が取れるなんて許せませーん。」ってなことになって、すぐに告訴だよ。告訴。あたくしもネックレスをたまにつけたりもしやすがね。こんなもんで遊び続けてたら、 「３○歳 男性、惨殺さる。　- 4歳娘が断首。都会の猟奇殺人 -」なんてことになって、またひとつ少年法の改正に一役買っちまうところだよ。 考えてみりゃぁ、日本人てのはこういうのに鈍感なんじゃねぇかっていう。だって耳なしホウイチなんざ、ありゃハリウッド的感覚で見りゃぁ、立派なスプラッタだよ。念仏を身体中に書いた男がいて、夜中に化け物が出てきて生きたまま耳をひきちぎろうなんざ、なかなかディープな恐怖。映画化なんかしたら、すげぇリアルな生首ならぬ生耳とか作っちゃうんだぜ。それに牡丹灯篭とかもゾンビものとしちゃぁなかなか秀作なはずでやんすよ。腐った死人が出てきて男を襲う、みてぇな。これだってリアルな腐乱死体をハリウッドなら作れるんじゃねぇかと。そんなディープな恐怖だってのに｢こわいおはなし」みてぇな名作全集よろしく小学校の図書館に蔵書されてる国ってのも、なかなかお目にかかれねぇはずだよ。そうやってガキの頃から慣らされてりゃ、「ふーん。ホウイチねぇ。」てな具合で生耳の話をさらりと聞けちゃう国民性に仕上がろうってなもんだ。シンデレラの首が取れる程度じゃぁ、ハナクソにもならねぇよな。ほんと。 さておきこのオモチャ。ト○ー製。前回の西日暮里のオカマバーのママみてぇなオーロラ姫人形と言い、ディズニーキャラクターってのはもうちっとディズニーランドのような徹底ぶりが必要なんじゃねぇかなと思った次第。人形の結い髪がほつれてきて、どんなキレイな女の子もやがては「おしん」みたいにくたびれちまうのは仕方ねぇと思うんでやんすがね。 さてここいらで本題。 musically adrift　/　Samuel Purdey あまり聞きなれない御仁も多いかと。サミュエル･パーディーってのは人の名前でなくユニット名。初期のジャミロクワイのメンバー（ドラム、ギター）が2人が作ったユニットでやんす。スティーリー・ダン狂で有名らしいので、どうしたって本家スティーリー・ダンと較べる批評を目にしますが、これはもう別物と思って間違いなし。そして、棄て曲一切なしで、誰に薦めても買って良かったと言うアルバムでして。 確かに最近のジャミロクワイを聞くと、アンチっぽかった毒気はなくなったしジャズファンク色も目減りしたしの、昔のディスコ･ファンクの焼き直し的サウンドになってて、聞いてて飽きるって方も多いです。あたくしはそれはそれで好きですがね。ただ、この2人がどういう影響を初期のジャミロクワイにもたらしていたかってぇのは、デビューアルバムの「Emergency of ～」に入ってた曲と、Cannned Heatとかの最近の曲を聴き比べるとなるほど、よくわかるってなもの。そしてあたくしは、初期のジャミロクワイが大好き。だったら買っちまおうか、ってな簡単な動機で買ったんでやんすがね。 一旦は有名になると出来ちまう贅沢ってのがあって、ドリカムがEW&amp;Fのモーリス･ホワイトと共演しちまったみたいな。この2人にとっては憧れのスティーリー・ダンのエンジニアを起用することだったようで(地味だけど本質的）。エリオット・シャイナーってなエンジニアなんでやんすが、スティーリー・ダンのほとんどのアルバム（ドナルド・フェイゲン名義も含む）で大活躍した御仁。アナログの匂いをぷんぷんさせながら、透明感があって邪魔にならないサウンド。でも小じんまりしてるわけでなく、ちゃんと人間の心臓が動いてるんだぜ、ってなビート。このあたり、聞いていただくのが早いですな。 1曲目の「Whatever I Do」、 2曲目「Valerie」あたりは、確かに。初期から中期のスティーリー・ダンっぽいサウンドでやんす。アレンジが、って意味では。メロディのセンスは、あたくし的にはサミュエル･パーディーの方が圧倒的に聞きやすくて切なくて良いな、ってな具合。この2曲であとはクズ、ってんだったらタダのモノマネバンドになっちまいそうなところでやんすが、80年代後期-90年代初頭のジャズファンク色もしっかりと聞かせる曲(4曲目、5曲目）もあったりで。スティーリー･ダンでもギターソロをお見舞いしてたエリオット・ランドールが良い感じでソロ弾いているし（ブラスの絡み方なんかは、スティーリー・ダンの倅、ってなカンジでやんすがね。） ま、Acid Jazz経験者の30歳前後なら、まず迷わず買って損はねぇよ、ってな。聴く場所もシチュエーションも選らばねぇし、あたくしのiPodでもヘヴィーローテーション。ほんと、薦めたかったんでやんすよ。これ。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>あけおめ。ことよろ。</p>

<p>てなわけで今年も始まっちまって2週間が経とうってのにUpしねぇもんだから、随分と各所からお叱りを頂戴したあたくし。今流行りのかどうかはわかんねぇんですが、ウィルス系（コンピュゥタァのじゃぁねぇよ）にやられて長患いってな年明けでやんした。正確に申し上げりゃぁ、暮れの時分から娘ともども寝込んでたようなもんだから、クリスマスも正月もありゃぁしねぇ、ってな調子。あ、そうそう。昨年引越ししたもんだから、随分と遅くになってから年賀状が転送されてきやした。時期もすっかりおっ外しちまったから、近いうちに「引越しやした」のお葉書でも認めようかってな所存だよ。</p>

<p>そんなこんなの年末年始でやんしたから、お年玉の代わりにってなことで娘と企画してたデートも全部お流れ。こいつは仕方ねぇってんで、トイザらス （なんで「ら」だけ平仮名なんでやんしょうね？ご存知の野郎共は、是非コメントを頂戴。）でお年玉代わりになにかオモチャを買ってやろうかってなことに。あーでもねぇ、こーでもねぇ、という4歳児による小1時間程度の厳正なる吟味の結果、選ばれた栄えあるオモチャはこれだ。</p>

<p><center><br />
<img alt="doll.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/doll.jpg" width="150" height="150" border="0" /><br />
<font size="1"> ガラスの靴って、ムレムレなんじゃねぇかな。</font><br />
</center></p>

<p>一見すりゃぁリカちゃん人形かバービー人形かってな具合の、着せ替え人形でやんす。で、あたくしはリカちゃんだけは避けていただきたい、と頑張る娘を説き伏せた。「まぁまぁ、子どものオモチャじゃないのさ。」と居直っちまうのは簡単なんでやんすがね。あたくしはどうも、最近の誰でもプチセレブってな馬鹿げたムードを、それこそガキの時分から植えつけたのがリカちゃんじゃねぇかとにらんでるんでやんすよ。これがシンデレラよろしく、お姫様になりてぇ、ってなぐらいに非現実なら笑ってられるんでやんすがね。現代の日本に生まれちまった子どもなら、成長していく過程で「あ、姫なんざ、いねぇやね。この国は。あの不細工のしか、いねぇ。」って自然にぶち壊れてく夢だし。一方、リカちゃん家ってのは、「なんだか運が良きゃなれるんじゃんぇか?」感があっていけねぇんだよ。親父が音楽家でお袋がデザイナー。住所はハートヒルズ？どこだそいつは。（千葉とか相模原とかのちょいとイナカな地域が背伸びしてつけそうな街名だ。）この段階で日本国民のコンマ数パーセント？にまで、その血統が限定されちまうんじゃねぇかと思われやすが、「姫」に較べりゃ、まだまだ身近でやんす。それがリアルでいけねぇよ。東京西部の呑んべぇ横丁に隣接した地域でもって、ガラッぱちの親父をもつ娘が「プチセレブ」だなんて夢を抱かねぇように気をつけてやるのも、親の勤めってなもんでやんしょ。</p>

<p>で、このシンデレラ。着替えができるんでやんす。シンデレラってったら、ボロ着からドレスに早変わりってのが真骨頂だと思うんでやんすが、そこはオモチャ、ドレスが2着という始末。このドレスにあわせてネックレス等のアクセサリも交換できるんでやんすがね。購入して最初に悩んだのは、どうやってこの頭でっかちから、この細いネックレスを交換できるのか、ってなこと。ゴム製で伸びるってんでもなし、後ろから外れるってな高級品でもない。ただの輪っか。あれこれ悩んで説明書を読むと、<br />
<b>「ネックレスの交換は、人形の頭部を外して...」</b></p>

<p><h4>頭部を外す？</h4><br />
<h2>首がとれちまう？平将門かよ、お前は！</h2><br />
<h1>首塚だよ、首塚っ。</h1></p>

<p><center><br />
<img alt="musya.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/musya.jpg" width="133" height="200" border="0" /><br />
<font size="1"> .....。</font><br />
</center></p>

<p>ネックレスも変えてくれとせがむ娘を前に、仕方なく首をポンッ。取れやしたよ。シンデレラの首が。首を取られたってのに、へらへら笑ってる不気味さ加減。まさしくこれ、化け物。もしも裁判大好きのあの国だったら、「おーぅ。バービーの首が取れるなんて許せませーん。」ってなことになって、すぐに告訴だよ。告訴。あたくしもネックレスをたまにつけたりもしやすがね。こんなもんで遊び続けてたら、<br />
<b>「３○歳 男性、惨殺さる。　- 4歳娘が断首。都会の猟奇殺人 -」</b>なんてことになって、またひとつ少年法の改正に一役買っちまうところだよ。</p>

<p>考えてみりゃぁ、日本人てのはこういうのに鈍感なんじゃねぇかっていう。だって耳なしホウイチなんざ、ありゃハリウッド的感覚で見りゃぁ、立派なスプラッタだよ。念仏を身体中に書いた男がいて、夜中に化け物が出てきて生きたまま耳をひきちぎろうなんざ、なかなかディープな恐怖。映画化なんかしたら、すげぇリアルな生首ならぬ生耳とか作っちゃうんだぜ。それに牡丹灯篭とかもゾンビものとしちゃぁなかなか秀作なはずでやんすよ。腐った死人が出てきて男を襲う、みてぇな。これだってリアルな腐乱死体をハリウッドなら作れるんじゃねぇかと。そんなディープな恐怖だってのに｢こわいおはなし」みてぇな名作全集よろしく小学校の図書館に蔵書されてる国ってのも、なかなかお目にかかれねぇはずだよ。そうやってガキの頃から慣らされてりゃ、「ふーん。ホウイチねぇ。」てな具合で生耳の話をさらりと聞けちゃう国民性に仕上がろうってなもんだ。シンデレラの首が取れる程度じゃぁ、ハナクソにもならねぇよな。ほんと。</p>

<p>さておきこのオモチャ。ト○ー製。前回の西日暮里のオカマバーのママみてぇなオーロラ姫人形と言い、ディズニーキャラクターってのはもうちっとディズニーランドのような徹底ぶりが必要なんじゃねぇかなと思った次第。人形の結い髪がほつれてきて、どんなキレイな女の子もやがては「おしん」みたいにくたびれちまうのは仕方ねぇと思うんでやんすがね。</p>

<p>さてここいらで本題。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000JX99/qid%3D1105515356/sr%3D1-1/richesloft-22" target="link"><img alt="sp.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/sp.jpg" width="130" height="110" border="0" /></p>

<p>musically adrift　/　Samuel Purdey</a></p>

<p>あまり聞きなれない御仁も多いかと。サミュエル･パーディーってのは人の名前でなくユニット名。初期のジャミロクワイのメンバー（ドラム、ギター）が2人が作ったユニットでやんす。スティーリー・ダン狂で有名らしいので、どうしたって本家スティーリー・ダンと較べる批評を目にしますが、これはもう別物と思って間違いなし。そして、棄て曲一切なしで、誰に薦めても買って良かったと言うアルバムでして。<br />
確かに最近のジャミロクワイを聞くと、アンチっぽかった毒気はなくなったしジャズファンク色も目減りしたしの、昔のディスコ･ファンクの焼き直し的サウンドになってて、聞いてて飽きるって方も多いです。あたくしはそれはそれで好きですがね。ただ、この2人がどういう影響を初期のジャミロクワイにもたらしていたかってぇのは、デビューアルバムの「Emergency of ～」に入ってた曲と、Cannned Heatとかの最近の曲を聴き比べるとなるほど、よくわかるってなもの。そしてあたくしは、初期のジャミロクワイが大好き。だったら買っちまおうか、ってな簡単な動機で買ったんでやんすがね。<br />
一旦は有名になると出来ちまう贅沢ってのがあって、ドリカムがEW&Fのモーリス･ホワイトと共演しちまったみたいな。この2人にとっては憧れのスティーリー・ダンのエンジニアを起用することだったようで(地味だけど本質的）。エリオット・シャイナーってなエンジニアなんでやんすが、スティーリー・ダンのほとんどのアルバム（ドナルド・フェイゲン名義も含む）で大活躍した御仁。アナログの匂いをぷんぷんさせながら、透明感があって邪魔にならないサウンド。でも小じんまりしてるわけでなく、ちゃんと人間の心臓が動いてるんだぜ、ってなビート。このあたり、聞いていただくのが早いですな。<br />
1曲目の「Whatever I Do」、 2曲目「Valerie」あたりは、確かに。初期から中期のスティーリー・ダンっぽいサウンドでやんす。アレンジが、って意味では。メロディのセンスは、あたくし的にはサミュエル･パーディーの方が圧倒的に聞きやすくて切なくて良いな、ってな具合。この2曲であとはクズ、ってんだったらタダのモノマネバンドになっちまいそうなところでやんすが、80年代後期-90年代初頭のジャズファンク色もしっかりと聞かせる曲(4曲目、5曲目）もあったりで。スティーリー･ダンでもギターソロをお見舞いしてたエリオット・ランドールが良い感じでソロ弾いているし（ブラスの絡み方なんかは、スティーリー・ダンの倅、ってなカンジでやんすがね。）<br />
ま、Acid Jazz経験者の30歳前後なら、まず迷わず買って損はねぇよ、ってな。聴く場所もシチュエーションも選らばねぇし、あたくしのiPodでもヘヴィーローテーション。ほんと、薦めたかったんでやんすよ。これ。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>人生はアドリヴだ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001157.html" />
    <modified>2004-12-29T08:19:14Z</modified>
    <issued>2004-12-29T17:19:14+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2004:/tsu/12.1157</id>
    <created>2004-12-29T08:19:14Z</created>
    <summary type="text/plain">今年最後のブログになりやす。駄文、妄言におつきあいくだすった皆々様、来年はホイールマウスをカリカリしねぇで最後まで読みやがれよ。 さてクリスマスなんて実感のねぇまんま、あといくつ寝るとお正月ってな具合。あたくしのクリスマスは、体調崩しちまった娘と病院詰めだったもんで、なんだか冴えねぇもんだった。あたくしにはもうサンタなんかいねぇんだなぁ、と思いつつも、気付けば「娘が包みを開ける時の顔を見てる方がよっぽどギフトなんだぜ」なんて思っちまう落ち着きも備わりつつあるアダルトな漢(オトーコ。久しぶりだ。)なんだぜ。そんなこんなで娘のプレゼントでやんすが、最近どえらいブームのディズニープリンセスもの。T○MYなるオモチャ屋（まぁ、大手でやんすが）が出してる、「ちびキャラパレード ファンタジックキャッスル」なるシロモノだよ。 定価4,179円ナリ 実はこれ、シリーズになってるってな親泣かせなオモチャでやんして、ディズニーなんざキャラクターの宝庫だってのに、塗装したキン肉マンの消しゴムみてぇなミッキーだのドナルドだのが詰め込まれて3シリーズも売ってたりしやがる。あと、なんだかちょいとした街みてぇなキットとかね。ドイツ兵とかプラモデル作って、戦車と並べてジオラマやってんのだって、いいじゃねぇかと思っちまうところだよ。でもまぁ、そんなキン消しみてぇなプリンセスとかをちょこちょこ動かしながら、あたくしもママゴトに参戦。「ねぇねぇ、ミッキィ。わたしお腹減ったー。」なんて言ってる30路。17～18歳の時に髪を経たせて「ノー・フューチャァァァア」なんて中指立ててた時にゃぁ想像がつかねぇ図柄だ。 まぁ、やるからにゃぁ徹底するのが漢（オトーコ）の生き様。とことんまでリアルなママゴトをあたくしは実践したい。この「ちびキャラパレード」シリーズであたくしが一番気に入っているキン消しキャラクターはと言やぁ、オーロラ姫だ。何しろキン消しよりちょいと大きい位のサイズなもんだから、こりゃぁ塗装も大変だろうってなもんだよ。ミッキィだのドナルドだのみてぇな大味な顔だったらまだしも、プリンセスとなりゃぁこいつぁ顔の塗りには相当の繊細さが求められるんじゃねぇかと。こんなことできるのは、米粒に水墨画だのお経だのを描けちまう中国人ぐれぇなもんだ。で、マスプロのおもちゃ故に、その塗装はどうしたって雑になっちまう。あたくしの見立てでは、このオーロラ姫、「眠れる森の美女」ってよりは「西日暮里のスナック『眠れる森』のママ」ってな顔をしていなさる。あるいは、元自衛官のオカマとか。 最初に見た時から、あたくしはこのキン消しがお気に入りだった。そんなもんだから、 シンデレラ（娘）： 「こんにちはー。おしろにいれてくださーい。」 日暮里のママ（あたくし）：「あ～ら、いらっしゃい。ごぶさたじゃなぁい。」 シンデレラ　　　： 「お腹減りましたー。」 日暮里のママ ：「なによ。来るなり腹減ったもないもんだわよ。大したもんつくれないわよっ。ここは飲み屋なんだから。」 シンデレラ　　　 ： 「...??　えー。ケーキとかクッキーがいいです。」 日暮里のママ ：「ケーキ？フルーツとかならあるけどね。ケーキなんかないよ。ちょいと。ほかにゃ大したもんつくれないわよ。」 シンデレラ　　　 ： 「...ちょっと。ぱぱ。ちゃんとあそぼーよ。」 日暮里のママ ：「パパ？ ママよ。ママ！ちょいとパパだなんて、冗談じゃないよ。」 ってな具合になる。リアリティを追求しちまうと。 あたくしとしちゃぁ、結構面白いと思ってるんでやんすが、なかなか娘はわかっちゃくれねぇんで、最近はあんまりあたくしと遊んじゃぁくれない。まぁ、無理もねぇ話だとは書きながらあたくし自身も思うわけでやんすが、どうにもこうにも、遊びだろうと手を抜けねぇ性分なもんで、いけねぇですね。 どうもこういうアドリヴ性は天賦の才じゃねぇかと自負さしていただいてやすが、活用方法がみつからねぇ。だから毎度毎度、妄言みてぇな話になるんですがね。いつもの娘の寝かしつけでも、だんだんとこう、話なんかネタがなくなっちまうでしょ？毎度毎度似たような話ばっかりしてりゃぁ、「またおむすびコロリンなのぉー」とか言われちまうし。これ読んでる御仁だって、人に落ち着いて聞かせられる物語なんざ、いくつある？指折り数えてみりゃぁわかるってなもんです。そんな時ぁここ一番、アドリヴに限るんでやんすよ。 ｰｰ 昔々、あるところに...--　これはデフォルトだ。 あたくし：「おばあさんは川で...」 むすめ　：「川で？」 あたくし：「アユの友釣りを...魚紳さんと一緒に...」 魚紳さん。プラモデルもあるとか。800円。 むすめ　：「そんなのちがうっ。ちゃんとおはなししてくださいっ！」 あたくし：「こいつはどうも、すいません...」 あたくし：「....。」 むすめ　：「で、おばーしゃんは、川でなにみつけましたかっ？」 あたくし：「大きな豆がドンブラコ。ドンブラコ。」 むすめ　：「まめぇ？」...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>今年最後のブログになりやす。駄文、妄言におつきあいくだすった皆々様、来年はホイールマウスをカリカリしねぇで最後まで読みやがれよ。</p>

<p>さてクリスマスなんて実感のねぇまんま、あといくつ寝るとお正月ってな具合。あたくしのクリスマスは、体調崩しちまった娘と病院詰めだったもんで、なんだか冴えねぇもんだった。あたくしにはもうサンタなんかいねぇんだなぁ、と思いつつも、気付けば「娘が包みを開ける時の顔を見てる方がよっぽどギフトなんだぜ」なんて思っちまう落ち着きも備わりつつあるアダルトな漢(オトーコ。久しぶりだ。)なんだぜ。そんなこんなで娘のプレゼントでやんすが、最近どえらいブームのディズニープリンセスもの。T○MYなるオモチャ屋（まぁ、大手でやんすが）が出してる、「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002U3NK2/qid%3D1104301998/250-6842059-9520202" target="link">ちびキャラパレード ファンタジックキャッスル</a>」なるシロモノだよ。<br />
<center><br />
<img alt="Chibi.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Chibi.jpg" width="150" height="113" border="0" /><br />
<font size="1"> 定価4,179円ナリ</font><br />
</center><br />
 <br />
実はこれ、シリーズになってるってな親泣かせなオモチャでやんして、ディズニーなんざキャラクターの宝庫だってのに、塗装したキン肉マンの消しゴムみてぇなミッキーだのドナルドだのが詰め込まれて3シリーズも売ってたりしやがる。あと、なんだかちょいとした街みてぇなキットとかね。ドイツ兵とかプラモデル作って、戦車と並べてジオラマやってんのだって、いいじゃねぇかと思っちまうところだよ。でもまぁ、そんなキン消しみてぇなプリンセスとかをちょこちょこ動かしながら、あたくしもママゴトに参戦。「ねぇねぇ、ミッキィ。わたしお腹減ったー。」なんて言ってる30路。17～18歳の時に髪を経たせて「ノー・フューチャァァァア」なんて中指立ててた時にゃぁ想像がつかねぇ図柄だ。</p>

<p>まぁ、やるからにゃぁ徹底するのが漢（オトーコ）の生き様。とことんまでリアルなママゴトをあたくしは実践したい。この「ちびキャラパレード」シリーズであたくしが一番気に入っているキン消しキャラクターはと言やぁ、<h2>オーロラ姫だ。</h2>何しろキン消しよりちょいと大きい位のサイズなもんだから、こりゃぁ塗装も大変だろうってなもんだよ。ミッキィだのドナルドだのみてぇな大味な顔だったらまだしも、プリンセスとなりゃぁこいつぁ顔の塗りには相当の繊細さが求められるんじゃねぇかと。こんなことできるのは、米粒に水墨画だのお経だのを描けちまう中国人ぐれぇなもんだ。で、マスプロのおもちゃ故に、その塗装はどうしたって雑になっちまう。あたくしの見立てでは、このオーロラ姫、「眠れる森の美女」ってよりは<b>「西日暮里のスナック『眠れる森』のママ」</b>ってな顔をしていなさる。あるいは、<b>元自衛官のオカマ</b>とか。<br />
最初に見た時から、あたくしはこのキン消しがお気に入りだった。そんなもんだから、</p>

<p>シンデレラ（娘）： 「こんにちはー。おしろにいれてくださーい。」<br />
日暮里のママ（あたくし）：「あ～ら、いらっしゃい。ごぶさたじゃなぁい。」<br />
シンデレラ　　　： 「お腹減りましたー。」<br />
日暮里のママ  ：「なによ。来るなり腹減ったもないもんだわよ。大したもんつくれないわよっ。ここは飲み屋なんだから。」<br />
シンデレラ　　　 ： 「...??　えー。ケーキとかクッキーがいいです。」<br />
日暮里のママ  ：「ケーキ？フルーツとかならあるけどね。ケーキなんかないよ。ちょいと。ほかにゃ大したもんつくれないわよ。」<br />
シンデレラ　　　 ： 「...ちょっと。ぱぱ。ちゃんとあそぼーよ。」<br />
日暮里のママ  ：「パパ？ ママよ。ママ！ちょいとパパだなんて、冗談じゃないよ。」</p>

<p>ってな具合になる。リアリティを追求しちまうと。<br />
あたくしとしちゃぁ、結構面白いと思ってるんでやんすが、なかなか娘はわかっちゃくれねぇんで、最近はあんまりあたくしと遊んじゃぁくれない。まぁ、無理もねぇ話だとは書きながらあたくし自身も思うわけでやんすが、どうにもこうにも、遊びだろうと手を抜けねぇ性分なもんで、いけねぇですね。</p>

<p>どうもこういうアドリヴ性は天賦の才じゃねぇかと自負さしていただいてやすが、活用方法がみつからねぇ。だから毎度毎度、妄言みてぇな話になるんですがね。いつもの娘の寝かしつけでも、だんだんとこう、話なんかネタがなくなっちまうでしょ？毎度毎度似たような話ばっかりしてりゃぁ、「またおむすびコロリンなのぉー」とか言われちまうし。これ読んでる御仁だって、人に落ち着いて聞かせられる物語なんざ、いくつある？指折り数えてみりゃぁわかるってなもんです。そんな時ぁここ一番、アドリヴに限るんでやんすよ。</p>

<p>ｰｰ 昔々、あるところに...--　これはデフォルトだ。</p>

<p>あたくし：「おばあさんは川で...」<br />
むすめ　：「川で？」<br />
<b>あたくし：「アユの友釣りを...魚紳さんと一緒に...」</b><br />
<center><br />
<img alt="gyosin.bmp" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/gyosin.bmp" width="150" height="208" border="0" /><br />
<font size="1"> 魚紳さん。プラモデルもあるとか。800円。</font><br />
</center></p>

<p>むすめ　：「そんなのちがうっ。ちゃんとおはなししてくださいっ！」<br />
あたくし：「こいつはどうも、すいません...」</p>

<p>あたくし：「....。」<br />
むすめ　：「で、おばーしゃんは、川でなにみつけましたかっ？」<br />
あたくし：「大きな豆がドンブラコ。ドンブラコ。」<br />
むすめ　：「まめぇ？」<br />
あたくし：<font size="1">「大きな豆を開けてみると、中からは、豆絞りの男が...」</font><br />
むすめ　：「そんなひと、いましぇんっ！」</p>

<p>てな具合でやんす。寝かしつけよう、ってな最初の目的からはずれちまいますが、きっと良いセンスに育ってくれるんじゃねぇかと。バカ親のあたくしとしても期待は高まるってなもんだよ。</p>

<p>さて、ここいらで今年最後の本題。<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G3U5/richesloft-22" target="link"><img alt="BBA.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/BBA.jpg" width="130" height="129" border="0" /></p>

<p>BECK, BOGERT & APPICE / BECK, BOGERT & APPICE</a></p>

<p>アドリヴは大事だってなお話だよ。<br />
ベースを始めよう、と思ったガキんちょが最初に教則本を買ったら、最初は「はい、8ビートね。とーん。ととーん。とーん。ととーん。」てな具合になる。あたくしはシド・ヴィシャスが好きだったもんだから、最初にやったこたぁどこまでストラップを伸ばして、低い位置で弾けるかってな格好の話だったけども。しかし、ベースは歪まないキレイな音で、バンドサウンドを支えます、ってな、画一的な英語の文法書みてぇな教則本ってぇのはいかがなものか。それを経由して多少弾けるようになっちまった先達が「ベースってのはね」と、これまたオーソドックス過ぎる演奏法をしたり顔で伝授するってな具合。<br />
あたくしがヘタクソのコンコンチキだった頃、マイケル･ジャクソンのバックで引いてたルイス・ジョンソンの殺人的にうるさいスラップ奏法とこのベック・ボガード＆アピス（BBA)のベーシスト、ティム・ボガードのアドリヴだらけのブリブリ弾きまくり演奏を聴いて、「なぁんだ。教則本て嘘ばっかりじゃん。」と思ったおかげで、今でもベースを飽きることなく弾いていると言い切っちまえるってなもんだ。日本ではマイルスがJazzの帝王で、JBがファンクの大王で、ジェフ･ベックがギターの神だったりするんでやんすが、このアルバム聴けば、ベックなんて小僧だな、と思えるってなもんでしょう。VocalとBassのティム・ボガードは、歌いながらリードギターのようなベースを弾き倒し、お祭りの太鼓みてぇなドカドカしたドラムのカーマイン･アピスが、あんた、それドラムソロかよ、ってなリズムを刻んじまうと、ベックのギターも「あ、頑張ってるね」てなレベルに聞こえてきやす。いや、ベックが嫌いなんてんでなく、単純にそう思える、ってな。<br />
名曲「Lady」のいきなりのユニゾンフレーズとか、ギターソロやってるってのに、その後ろでアドリヴでもって「ぶりっ。ぶりぶりぶりっ（書いてみるとちょいときたねぇな）。」ってな具合の、ベースソロみてぇなバッキング。もう、ケンカでやんすよ。これは。リズム隊が圧倒的に優勢なケンカ。<br />
トリオだって理由でもって、E.クラプトンのクリームと比較されやすが、こちとらもっとハードロックより。とは言えスティーヴィー･ワンダーの「SUPERSTITION」やったり、カーティス・メイフィールドの「I'M SO PROUD」やったりと、どっかにR&B的要素への憧れを感じないまでもねぇな、って。<br />
話によりゃぁ、ジェフ・ベックが当時ライバルだ、って言われてたジミー・ペイジのレッドツェッペリン聴いて焦ったとか焦らねぇとかで組んだバンドだそうな。確かにレッドツェッペリンのリズム隊はR&B要素が強い上に、ベタッとしたフレーズのユニゾンが真骨頂だったりしやすから、「Lady」なんかはこういう裏話（噂話？）聞きやすと、「あー。だからかー。」って思っちまう。カクタスって、ちょいとB級なバンドから強力なリズム隊引っこ抜いたのがBBAだってんですけどね。ドラムとベースは、それこそピッチャーとキャッチャーのバッテリーみたいなもんで、夫婦だとか言われたり。だからベック御大は、他所の家の夫婦引っ張ってきて家庭崩壊させて、その上「オイラのところで商売始めましょうか」ってな話をしたってわけで、なかなかどうして、急にはまとまりゃぁしねぇよな。2年で崩壊のこのバンド。頷けるってなもんです。<br />
CharがCrar Bogert & Appiceなんでユニットやったりしてましたけどね。あ、聴いてないけどリック・デリンジャーも。BBAってのが憧れの、伝説のバンドであったことは疑いないんでやんすが、ベックの後釜をやろうってなCharとか、かなり線の細いギターでカッコ悪ぃカンジでやんした。Pink Cloudの方がかっこよかったよ。Char。</p>

<p>とまぁ、ちょいと思いいれのあるアルバムだったもんで、いつもよりウンチクが長ぇな。楽器演奏者は必聴。でもまぁ、竿モノやってるやつで、このアルバム知りませんってのがいたら、モグリだモグリ。</p>

<p>あたくしはレコーディングに明け暮れる、あまり正月らしくねぇ年末年始になりそうでやんすが、皆様、良いお年を。全編アドリヴってなあたくしの人生、気が向いたら来年も書き続けますんで、よろしうに。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>時節柄、あたくしだって今年一年を振り返ってみたりする。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001153.html" />
    <modified>2004-12-21T16:40:10Z</modified>
    <issued>2004-12-22T01:40:10+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2004:/tsu/12.1153</id>
    <created>2004-12-21T16:40:10Z</created>
    <summary type="text/plain">大概が、毎週火曜か水曜にアップしているあたくしの妄言ブログ。いや、音楽ブログを目指したはずが、気付いてみりゃぁ与太話ばっかり。ま、そりゃぁそれで楽しんでくだすってる御仁もいらっしゃるとかで満悦ってなもんだ。元はと言やぁ、某所で実験的に書き始めて、早半年。愛読者の紳士淑女、にーちゃんねーちゃん、野郎ども女どもから頂戴する、暖かい茶々に支えれてとりあえず来年も頑張ろうかってな所存だよ。 来年は、熱いご希望もあって、青少年の悩み事なんかも聞いちまおうかと。あたくしに相談するあたり、もう終いだ、って気もするが、とりあえず募集だよ。 時節柄、ボチボチ今年一年を振り返っちまうようなネタが民放じゃぁ始まるってな頃（絶対に国営放送みねぇから、ペテン師放送局のことはわからねぇんです）。あたくしのこの一年を振り返ってもマトモな話なんぞありゃしねぇんでやんすがね。天災にも遭わず、オリンピックも割とどぅでもいい、ってな暮らしぶりでやんしたが、ちょいとタイムリーな話題としちゃぁ、ご近所のバァサンがオレオレ詐欺にあった、ってなくらいなもんだ。 オレオレ詐欺、最近はなんだか偉く手口が巧妙になったってな話でやんすが、このご近所のバァサンは「オレオレ、ばーちゃん。俺、事故をおこしちまってさ。」ってなオーソドックスかつオリジナリティのない展開にひっかかっちまったとの事。よくよく考えてみりゃぁ、携帯なんて、あんなひどいサウンドで話してても、声が良くわかんねぇしなぁ。この詐欺、上手くできてんなぁ、なんて不謹慎ながら思っちまった次第。 そこであたくしは考えた。 なんだか、年寄りの小金をパクるってのは気分的にもいただけねぇ。だったら、他に小金を持ってるヤツから上手く搾り取れねぇかと。どっかに、カネがダブついてるはずだ、と。そしたら、あったね。某ニュースに掲載されてた、ドンピシャなマーケット。「ヲタク市場、年間3000億円規模」。これだ、これ。 例えば、毎年ビッグサイトでやってるってな、アニメヲタクの一大イベントに潜入してみる。そこでアニメヲタクにアタリをつけるわけだ。そんでもって、そいつの携帯Noをゲット。お電話しちまおう。 例）「オッス。オラ、悟空。今、亀仙人のじっちゃんが、人をはねちまったんだ。すまねぇが、今から言う口座番号に...。」 オッス。オラ悟空。 これは引っかかるとあたくしは踏んだね。アニメヲタクなら。そら、のっぴきならねぇ話だ、と思うはずだね。オラオラ詐欺。その他にバージョンを変えれば、 例2）【対アニメヲタク・カメラ小僧系】...明るく、頭を突き抜けるような女性ヴォイスが吉。 「ダーリン？ラムだっちゃ。うち、さっきダーリンと間違えて知らない人に電気ビリビリ当てたっちゃよ。その人、入院したっちゃ。今から言う口座番号に...。」 ラムちゃん。 番外編）【対30代後半SFマニア系】...落ち着いた、どこか影のあるオトナの女ヴォイスが吉。 「もしもし。鉄郎？今すぐ999に乗りなさい。パスポートに手数料が必要だから、今から言う口座番号に...。」 番外編）【対武器マニア系】低いバリトンの声。ハスキーな男性ヴォイスが吉。 「自分、大門です。部下の裕次郎（新しい方）が捜査中に見物人を跳ねました。今から言う口座番号に...。」 ちなみに、あたくしは大門だったら騙される自信があるってなもんだね。「そいつぁ大変だ。お幾らでやんすか？」ってな具合だ。 ま、毎度お馴染みのどーしょーもねぇあたくしの妄言はタイガイにしとくとしても、今年一番の詐欺はコイツだね。と言うか、さんざん詐欺続けてきてやがったのが、化けの皮が剥がれたってな寸法だろうな。傑作なのはこれだ。 絶対、カネなんか払ってやらねぇ。 てなわけで、ここいらで本題。 MTV Unplugged NYC 1997 /　Babyface 名前から、アコースティックなライブアルバムを想像して買ったあたくし。なんともエレクトリックな楽器ばかりで、「詐欺だ」と思ったもんだよ。だから今回はこれでいこう、ってな。でもまぁ、そんなカタイこと抜きでもカタイことありでも、ともかく素晴らしい。1990年代後半のMTVアンプラグドブームにあって、この作品を超えたものはねぇだろう、と思うほどでやんす。 最近、ちょいと落ち目のBabyfaceでやんすが、この方が一番脂が乗ってた時のライブ。プロデューサーとしての手腕の方に注目されちまう人ってのは、概して自分のアルバムが売れねぇ、みたいなジレンマに陥るんでやんすがね。TKとかつんくなんてのはレアな存在（というか、つんくにしろコムロテツヤにしろ、どっちもお笑い芸人だとあたくしには見えるんでやんすがね。） そういうプロデューサーが自分でアルバム作ろう、ってな時に使える必殺技は、自分がプロデュースした豪華な面々にスペシャルゲストしてもらっちまうこと。このアルバムは、その集大成のようなゴージャス振りだよ。来生たかおがアルバム出したら、薬師丸ひろ子が10人位参加したような賑わいってなレベルだな。 「Change The World」なんて、説明不要の売れ曲で開幕しちまうこのアルバム。当然ギターはエリック・クラプトン。SMAPにチンケな曲を提供して日銭を稼ごうってな気分になっちまう前の、まっとうな時代のお話。オススメは3曲目の自曲「Whip Appeal」。この3連のリズムは、演奏者なら誰でも酔いしれることができるってな具合。バックグラウンドの演奏も、まぁ、これでもかってぐれぇにコテコテに盛り上げてくだすって。あたくし、この曲歌いながら首都高湾岸線走ってると、鳥肌立ちすぎて泣けてくるぐらいだよ。ああ、そうだよ。あたくしはコテコテが好きなんだよ。毎年師走にゃぁ、赤穂浪士で泣く国民でよかったと思ってるところだ。 4曲目の「Breathe Again」は、Shanice Wilsonが歌っちまう。変にデュエットなんかして、妙なナイトクラブ然としてねぇで、ちゃんと唄が聴ける。Shaniceのいつまでたっても女子高生みてぇな声（ロリ声じゃぁねぇよ）が、たまらねぇんですよ。なんてこと考えてると後半10曲目の「Gone Too Soon」。唄ってるとBメロあたりで急に歓声がわきやがる。この歓声がリアルに取れてるのもこのアルバムのいいとこで、合いの手のねぇ音頭を聴いたってイマイチ盛り上がらねぇでやんしょ？その辺が、しっかり入ってるわけで。あ、話戻すと、Bメロから急に声が変わっちまうんでやんすが、これがStevie Wonderだったり。痺れるね。客も沸くし。 ともあれ、良質なバーでゴージャスでCoolなソウルを聴いているかのようなアルバム。最近、空港近くに引っ越したあたくしでやんすが、ちょいと遠回りして夜間飛行の灯りなんぞ眺めながら、iPodでこのアルバム聴くと、ちょっと酔えるんでやんす。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>大概が、毎週火曜か水曜にアップしているあたくしの妄言ブログ。いや、音楽ブログを目指したはずが、気付いてみりゃぁ与太話ばっかり。ま、そりゃぁそれで楽しんでくだすってる御仁もいらっしゃるとかで満悦ってなもんだ。元はと言やぁ、某所で実験的に書き始めて、早半年。愛読者の紳士淑女、にーちゃんねーちゃん、野郎ども女どもから頂戴する、暖かい茶々に支えれてとりあえず来年も頑張ろうかってな所存だよ。<br />
<font size="1"> <font color="#E84B4B" class="fcol">来年は、熱いご希望もあって、青少年の悩み事なんかも聞いちまおうかと。あたくしに相談するあたり、もう終いだ、って気もするが、とりあえず募集だよ。</font></font></p>

<p>時節柄、ボチボチ今年一年を振り返っちまうようなネタが民放じゃぁ始まるってな頃（絶対に国営放送みねぇから、ペテン師放送局のことはわからねぇんです）。あたくしのこの一年を振り返ってもマトモな話なんぞありゃしねぇんでやんすがね。天災にも遭わず、オリンピックも割とどぅでもいい、ってな暮らしぶりでやんしたが、ちょいとタイムリーな話題としちゃぁ、ご近所のバァサンがオレオレ詐欺にあった、ってなくらいなもんだ。</p>

<p>オレオレ詐欺、最近はなんだか偉く手口が巧妙になったってな話でやんすが、このご近所のバァサンは「オレオレ、ばーちゃん。俺、事故をおこしちまってさ。」ってなオーソドックスかつオリジナリティのない展開にひっかかっちまったとの事。よくよく考えてみりゃぁ、携帯なんて、あんなひどいサウンドで話してても、声が良くわかんねぇしなぁ。この詐欺、上手くできてんなぁ、なんて不謹慎ながら思っちまった次第。</p>

<p>そこであたくしは考えた。<br />
なんだか、年寄りの小金をパクるってのは気分的にもいただけねぇ。だったら、他に小金を持ってるヤツから上手く搾り取れねぇかと。どっかに、カネがダブついてるはずだ、と。そしたら、あったね。某ニュースに掲載されてた、ドンピシャなマーケット。「ヲタク市場、年間3000億円規模」。これだ、これ。</p>

<p>例えば、毎年ビッグサイトでやってるってな、アニメヲタクの一大イベントに潜入してみる。そこでアニメヲタクにアタリをつけるわけだ。そんでもって、そいつの携帯Noをゲット。お電話しちまおう。</p>

<p>例）「オッス。オラ、悟空。今、亀仙人のじっちゃんが、人をはねちまったんだ。すまねぇが、今から言う口座番号に...。」<br />
<center><br />
<img alt="MONKEY02.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/MONKEY02.jpg" width="150" height="150" border="0" /><br />
<font size="1"> オッス。オラ悟空。</font><br />
</center></p>

<p>これは引っかかるとあたくしは踏んだね。アニメヲタクなら。そら、のっぴきならねぇ話だ、と思うはずだね。<b>オラオラ詐欺。</b>その他にバージョンを変えれば、</p>

<p>例2）【対アニメヲタク・カメラ小僧系】...明るく、頭を突き抜けるような女性ヴォイスが吉。<br />
「ダーリン？ラムだっちゃ。うち、さっきダーリンと間違えて知らない人に電気ビリビリ当てたっちゃよ。その人、入院したっちゃ。今から言う口座番号に...。」<br />
<center><br />
<img alt="ram.bmp" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/ram.bmp" width="122" height="155" border="0" /><br />
<font size="1"> ラムちゃん。</font><br />
</center></p>

<p>番外編）【対30代後半SFマニア系】...落ち着いた、どこか影のあるオトナの女ヴォイスが吉。<br />
「もしもし。鉄郎？今すぐ999に乗りなさい。パスポートに手数料が必要だから、今から言う口座番号に...。」</p>

<p>番外編）【対武器マニア系】低いバリトンの声。ハスキーな男性ヴォイスが吉。<br />
「自分、大門です。部下の裕次郎（新しい方）が捜査中に見物人を跳ねました。今から言う口座番号に...。」</p>

<p>ちなみに、あたくしは大門だったら騙される自信があるってなもんだね。「そいつぁ大変だ。お幾らでやんすか？」ってな具合だ。</p>

<p>ま、毎度お馴染みのどーしょーもねぇあたくしの妄言はタイガイにしとくとしても、今年一番の詐欺は<a href="http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/toptalk/kaichou.htm" target="link">コイツ</a>だね。と言うか、さんざん詐欺続けてきてやがったのが、化けの皮が剥がれたってな寸法だろうな。傑作なのは<a href="http://nipporo.com/faq/qa02.html" target="link">これ</a>だ。<br />
絶対、カネなんか払ってやらねぇ。</p>

<p>てなわけで、ここいらで本題。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002C3Z/qid%3D1103703418/sr%3D1-24/richesloft-22" target="link"><img alt="Babyface.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Babyface.jpg" width="130" height="130" border="0" /></p>

<p>MTV Unplugged NYC 1997 /　Babyface</a></p>

<p>名前から、アコースティックなライブアルバムを想像して買ったあたくし。なんともエレクトリックな楽器ばかりで、「詐欺だ」と思ったもんだよ。だから今回はこれでいこう、ってな。でもまぁ、そんなカタイこと抜きでもカタイことありでも、ともかく素晴らしい。1990年代後半のMTVアンプラグドブームにあって、この作品を超えたものはねぇだろう、と思うほどでやんす。<br />
最近、ちょいと落ち目のBabyfaceでやんすが、この方が一番脂が乗ってた時のライブ。プロデューサーとしての手腕の方に注目されちまう人ってのは、概して自分のアルバムが売れねぇ、みたいなジレンマに陥るんでやんすがね。TKとかつんくなんてのはレアな存在（というか、つんくにしろコムロテツヤにしろ、どっちもお笑い芸人だとあたくしには見えるんでやんすがね。）<br />
そういうプロデューサーが自分でアルバム作ろう、ってな時に使える必殺技は、自分がプロデュースした豪華な面々にスペシャルゲストしてもらっちまうこと。このアルバムは、その集大成のようなゴージャス振りだよ。来生たかおがアルバム出したら、薬師丸ひろ子が10人位参加したような賑わいってなレベルだな。</p>

<p>「Change The World」なんて、説明不要の売れ曲で開幕しちまうこのアルバム。当然ギターはエリック・クラプトン。SMAPにチンケな曲を提供して日銭を稼ごうってな気分になっちまう前の、まっとうな時代のお話。オススメは3曲目の自曲「Whip Appeal」。この3連のリズムは、演奏者なら誰でも酔いしれることができるってな具合。バックグラウンドの演奏も、まぁ、これでもかってぐれぇにコテコテに盛り上げてくだすって。あたくし、この曲歌いながら首都高湾岸線走ってると、鳥肌立ちすぎて泣けてくるぐらいだよ。ああ、そうだよ。あたくしはコテコテが好きなんだよ。毎年師走にゃぁ、赤穂浪士で泣く国民でよかったと思ってるところだ。</p>

<p>4曲目の「Breathe Again」は、Shanice Wilsonが歌っちまう。変にデュエットなんかして、妙なナイトクラブ然としてねぇで、ちゃんと唄が聴ける。Shaniceのいつまでたっても女子高生みてぇな声（ロリ声じゃぁねぇよ）が、たまらねぇんですよ。なんてこと考えてると後半10曲目の「Gone Too Soon」。唄ってるとBメロあたりで急に歓声がわきやがる。この歓声がリアルに取れてるのもこのアルバムのいいとこで、合いの手のねぇ音頭を聴いたってイマイチ盛り上がらねぇでやんしょ？その辺が、しっかり入ってるわけで。あ、話戻すと、Bメロから急に声が変わっちまうんでやんすが、これがStevie Wonderだったり。痺れるね。客も沸くし。</p>

<p>ともあれ、良質なバーでゴージャスでCoolなソウルを聴いているかのようなアルバム。最近、空港近くに引っ越したあたくしでやんすが、ちょいと遠回りして夜間飛行の灯りなんぞ眺めながら、iPodでこのアルバム聴くと、ちょっと酔えるんでやんす。</p>

<p>いいじゃねぇか、気取ってても。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>親子でプリキュア</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001125.html" />
    <modified>2004-12-14T16:16:00Z</modified>
    <issued>2004-12-15T01:16:00+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2004:/tsu/12.1125</id>
    <created>2004-12-14T16:16:00Z</created>
    <summary type="text/plain">またまた風邪をひいたあたくし。今年2度目。 なんだか、30を過ぎてからというもの、風邪のひき方が変わったんじゃねぇか、と思うんでやんす。かつてはカーっと熱が出て、1日、2日も寝てりゃぁ治るってもんだったのに、最近ではダラダラと微熱が出て、1週間位ダルさが残るってな塩梅。仕事を休めねぇサラリーマン向けの男らしくねぇ風邪のひき方ってぇ気がして、なんだかいただけねぇ。 そんな体調をおして、娘を連れて某デパートに行ってみやした。某デパートへの親子デートの目的。それはクリスマスツリーの飾りのお買い物ってな具合。毎年ツリーを飾るような、バテレンの趣味はなかったんでやんすが、「つりーがないと、さんたさんが来れないもん。」という娘の一言に、日頃は鬼のあたくしもコロっと方針転換。愛車シトロエンでツリーを買いに走ったってぇわけでやんす。 しっかし、クリスマスと忘年会とが合併号で、年末進行真っ盛りのこの時期、パーティグッズの類のフロアは大盛況。盆と正月がいっぺんに来ちまった上に、感謝祭と謝肉祭とオマケに女だらけの水泳大会（ポロリ付き）までついでにいらっしゃったような賑わい。普段ならオトナ2人が余裕で入れ違えるような通路にしゃがみこんで、必死に飾り付けの星だの綿（雪の代わりだってんだ）だのを吟味してたあたくし達の周りを、大勢が歩き回っているってな有様。 パーティグッズの本命にゃぁ、変装系の諸々のグッズがあるとあたくしは思っているんでやんすが、今年のクリスマスはいつもと違って、忘年会ソングの大本命「マツケンサンバ2」がどこのフロアでもヘヴィローテーション。サンタさんの小ぶりな人形（ツリーぶら下げ用）を探しているのに「叩けぼぉんごぉー。」なんて聞こえてくるクリスマスってのも妙。金の着流しなんかも、もちろんヅラとセットで販売されてるってぇ寸法だよ。 そんなもんも冷やかし半分に眺めながら、必死にツリーのチカチカ（俗に言うイルミネーションってぇヤツだ）を探していると、娘の声が。 むすめ：　「ねぇねぇ、ぱぱ。ぷりきゅあのふく、うってるねぇ。」 あたくし：「ん？プリキュア？？」 あたくしもチラッとしか見たことがねぇんでやんすが、「ふたりはプリキュア」とか言う、チビッコたちに大絶賛（？）のアニメ番組。中学生だかなんだかの女の子2人組が、変身の末、悪と戦うってなストーリー。昔っから2人組が力をあわせて闘うってのは、チビッコの花形でやんすからねぇ。 2人組ヒーロー（例1: バロム1） 2人組ヒーロー（例2: 噂の刑事） ...ちょいとヅレたかもしれねぇな。 んでもってこのプリキュア。中学生が変身するとこんな風になっちまう。 ふたりはプリキュア、だそうな。 どうやらあたくしの娘、なりきりグッズ「メイドさん」の服を、ちょっとゴスロリ入ってる黒い方の女と勘違いしてるんじゃねぇかってことが、子どもマンが音痴のあたくしにもわかってきた。 「ちょっと違うんじゃねぇんですか？」 ってなあたくしのこめんとにも「ちがくないっ」と電撃否定の娘。まぁ、それならそれで良いんじゃねぇかってことにして放っておいて、あたくしは引き続きツリーのチカチカを探索中。 あーでもねぇこーでもねぇとお店の電気担当にご質問の嵐をぶつけている間、そこはさすがデパート、あたくしの娘を女性店員がしっかりみてくれているんでやんす。なんだか楽しそうな声も聞こえてきやがった。あたくしも、そろそろレジに進もうかってな時、ダブダブのセーラー服なりきりグッズを着て喜んでいる娘を発見。 あたくし：「あり？なにしてらっさるの？？」 むすめ：　「ぷりきゅあになったー。おみせのおねぇさんが着せてくれたー。」 店員A： 「うふふ。ちょっと大きいけどねぇ。パパに見せるんだって言うもんで...」 あたくし：「あー。どーもすいやせんでしたね。ありがとうございやした。ほら、そろそろ行きやすよ。そらそら。脱いだ脱いだ。」 むすめ：　「やだっ。ぱぱも、あれ、着てよー。」 と指さしたのは、さっきのゴスロリ。黒い、メイドの服。 あたくし：「あれはねぇ。ぱぱ、大きいから着れないんでやんすよ。」 むすめ：　「えー！やだ。やだ。やだ。」 あたくし：「なんで？なんで？だって、パパがあんなの着ちまって、あんた、パパがおまわりさんに捕まっちまったらどうすんのさ！」 むすめ：　「だって『ふたりはぷりきゅあ』だもん！ 『ふたり』だもん。」 あたくし：「...だって、着れないでやんしょ？ほら、小さいでやんしょ？」 店員A： 「あ、でも、お客様、頭の飾り位なら...。」 あたくし：「！！」（手前、何言いやがんだ、という心の声と殺意がホンノリ） むすめ：　：「わー。やってやって。ねぇ。ぷりきゅあー。」 こうして、スキンヘッド&amp;ヒゲに、メイドさんの頭巾（ん？なんてぇんだ？ありゃ。白いフリルの、あれだな。あれ。）を装着したあたくし。娘はご機嫌のポージング。笑う店員。白い目の客ども。 あたくしの頭脳の中には、思いっ切りMS明朝（40PTくらい）で「羞恥心」というコトバが刻まれていやがる。しかし、怒った顔したスキンヘッドのメイドさんもそれはそれでカッコ悪いと思ったあたくしは、いかにも子どもに付き合っている満点パパ風に作り笑顔をしてやり過ごすハラを決めた。 その刹那。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>またまた風邪をひいたあたくし。今年2度目。</p>

<p>なんだか、30を過ぎてからというもの、風邪のひき方が変わったんじゃねぇか、と思うんでやんす。かつてはカーっと熱が出て、1日、2日も寝てりゃぁ治るってもんだったのに、最近ではダラダラと微熱が出て、1週間位ダルさが残るってな塩梅。仕事を休めねぇサラリーマン向けの男らしくねぇ風邪のひき方ってぇ気がして、なんだかいただけねぇ。<br />
そんな体調をおして、娘を連れて某デパートに行ってみやした。某デパートへの親子デートの目的。それはクリスマスツリーの飾りのお買い物ってな具合。毎年ツリーを飾るような、バテレンの趣味はなかったんでやんすが、「つりーがないと、さんたさんが来れないもん。」という娘の一言に、日頃は鬼のあたくしもコロっと方針転換。愛車シトロエンでツリーを買いに走ったってぇわけでやんす。<br />
しっかし、クリスマスと忘年会とが合併号で、年末進行真っ盛りのこの時期、パーティグッズの類のフロアは大盛況。盆と正月がいっぺんに来ちまった上に、感謝祭と謝肉祭とオマケに女だらけの水泳大会（ポロリ付き）までついでにいらっしゃったような賑わい。普段ならオトナ2人が余裕で入れ違えるような通路にしゃがみこんで、必死に飾り付けの星だの綿（雪の代わりだってんだ）だのを吟味してたあたくし達の周りを、大勢が歩き回っているってな有様。<br />
パーティグッズの本命にゃぁ、変装系の諸々のグッズがあるとあたくしは思っているんでやんすが、今年のクリスマスはいつもと違って、忘年会ソングの大本命「マツケンサンバ2」がどこのフロアでもヘヴィローテーション。サンタさんの小ぶりな人形（ツリーぶら下げ用）を探しているのに「叩けぼぉんごぉー。」なんて聞こえてくるクリスマスってのも妙。金の着流しなんかも、もちろんヅラとセットで販売されてるってぇ寸法だよ。</p>

<p>そんなもんも冷やかし半分に眺めながら、必死にツリーのチカチカ（俗に言うイルミネーションってぇヤツだ）を探していると、娘の声が。</p>

<p>むすめ：　「ねぇねぇ、ぱぱ。ぷりきゅあのふく、うってるねぇ。」<br />
あたくし：「ん？プリキュア？？」</p>

<p>あたくしもチラッとしか見たことがねぇんでやんすが、「ふたりはプリキュア」とか言う、チビッコたちに大絶賛（？）のアニメ番組。中学生だかなんだかの女の子2人組が、変身の末、悪と戦うってなストーリー。昔っから2人組が力をあわせて闘うってのは、チビッコの花形でやんすからねぇ。</p>

<p><center><br />
<img alt="Balomu.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Balomu.jpg" width="160" height="200" border="0" /><br />
<font size="1">2人組ヒーロー（例1: バロム1）</font></p>

<p><img alt="Tommy.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Tommy.jpg" width="200" height="150" border="0" /><br />
<font size="1">2人組ヒーロー（例2: 噂の刑事）</font><br />
</center></p>

<p>...ちょいとヅレたかもしれねぇな。<br />
んでもってこのプリキュア。中学生が変身するとこんな風になっちまう。<br />
<center><br />
<img alt="Puri.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Puri.jpg" width="180" height="180" border="0" /><br />
<font size="1">ふたりはプリキュア、だそうな。</font><br />
</center></p>

<p>どうやらあたくしの娘、なりきりグッズ「メイドさん」の服を、ちょっとゴスロリ入ってる黒い方の女と勘違いしてるんじゃねぇかってことが、子どもマンが音痴のあたくしにもわかってきた。<br />
「ちょっと違うんじゃねぇんですか？」<br />
ってなあたくしのこめんとにも「ちがくないっ」と電撃否定の娘。まぁ、それならそれで良いんじゃねぇかってことにして放っておいて、あたくしは引き続きツリーのチカチカを探索中。<br />
あーでもねぇこーでもねぇとお店の電気担当にご質問の嵐をぶつけている間、そこはさすがデパート、あたくしの娘を女性店員がしっかりみてくれているんでやんす。なんだか楽しそうな声も聞こえてきやがった。あたくしも、そろそろレジに進もうかってな時、ダブダブのセーラー服なりきりグッズを着て喜んでいる娘を発見。</p>

<p>あたくし：「あり？なにしてらっさるの？？」<br />
むすめ：　「ぷりきゅあになったー。おみせのおねぇさんが着せてくれたー。」<br />
店員A：  「うふふ。ちょっと大きいけどねぇ。パパに見せるんだって言うもんで...」<br />
あたくし：「あー。どーもすいやせんでしたね。ありがとうございやした。ほら、そろそろ行きやすよ。そらそら。脱いだ脱いだ。」<br />
むすめ：　「やだっ。ぱぱも、あれ、着てよー。」</p>

<p>と指さしたのは、さっきのゴスロリ。黒い、メイドの服。</p>

<p>あたくし：「あれはねぇ。ぱぱ、大きいから着れないんでやんすよ。」<br />
むすめ：　「えー！やだ。やだ。やだ。」<br />
あたくし：「なんで？なんで？だって、パパがあんなの着ちまって、あんた、パパがおまわりさんに捕まっちまったらどうすんのさ！」<br />
むすめ：　「だって『ふたりはぷりきゅあ』だもん！ 『ふたり』だもん。」<br />
あたくし：「...だって、着れないでやんしょ？ほら、小さいでやんしょ？」<br />
店員A：  「あ、でも、お客様、頭の飾り位なら...。」</p>

<p>あたくし：<font size="4"><b>「！！」</b></font>（手前、何言いやがんだ、という心の声と殺意がホンノリ）</p>

<p>むすめ：　：<font size="4"><b>「わー。やってやって。ねぇ。ぷりきゅあー。」</b></font></p>

<p>こうして、スキンヘッド&ヒゲに、メイドさんの頭巾（ん？なんてぇんだ？ありゃ。白いフリルの、あれだな。あれ。）を装着したあたくし。娘はご機嫌のポージング。笑う店員。白い目の客ども。<br />
あたくしの頭脳の中には、思いっ切りMS明朝（40PTくらい）で<b>「羞恥心」</b>というコトバが刻まれていやがる。しかし、怒った顔したスキンヘッドのメイドさんもそれはそれでカッコ悪いと思ったあたくしは、<b>いかにも子どもに付き合っている満点パパ風</b>に作り笑顔をしてやり過ごすハラを決めた。</p>

<p>その刹那。</p>

<p>むすめ：　「ぱぱー。うんちー。」</p>

<p>なに？それは大変。早くこの頭の飾りを...。<br />
<h2>「取れない。こんがらがっている。」</h2></p>

<p>むすめ：　「はやくー。もれちゃうよー。」<br />
あたくし：「ちょいと、ちょいと、まちなよ。あたくしもこれが、あれ？あれ？」</p>

<p>そこは流石。流石。流石のデパートメントストアー。客のわがまま大国。何でも聞いてくれるコンシェルジェ。</p>

<p>店員A：  「大丈夫です！お買い上げ前の商品は、本当なら化粧室にお持ちになれないのですが、事情が事情ですし。私も付いていきますから、こちら、急いでどうぞ!」</p>

<p>流石だね。あたくしは感心した。あたくしの頭のこんがらがった飾りを迅速に取り払おうってんじゃなく、ウンチをフロアで漏らされてはならない、という危機管理意識を優先したこの社員。その為に、居並ぶ男性トイレの中で、あたくしがメイドの格好のまま<b>「もう出たかーい？」</b>なんて赤っ恥をかいたとしても、フロアーを守ろうと言うプロフェッショナリズム。</p>

<p><font size="1"> プリキュアの魔法があったら、今すぐ消してくれ、あたくしを。</font></p>

<p>娘の用を待ちながら、うつむくスキンヘッドのメイドさん。父親ってなぁ、大変な商売でやんすな。そう思った一日でやんした。</p>

<p>ここいらで本題。今日は2人ってことで、これだ。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005NUZN/qid%3D1103092819/richesloft-22" target="link"><img alt="Michael.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Michael.jpg" width="130" height="130" border="0" /><br />
Thriller / Michael Jackson</a></p>

<p>なんで今までご推薦してこなかったのやら。あまりに有名すぎるからでしょうか。でも、自宅のCDラックに必ずあっても良いほど有名なアルバムでも、「あ、そーいや、持ってねぇな。」って御仁もいらっしゃるかと。改めて20世紀のポピュラーミュージック最高の一枚をご紹介だよ。</p>

<p>デュエットって言うと、この3曲目の「Girl is mine」のメロが最初に浮かんだんでやんすよ。ポール・マッカートニーとのデュオ。この当時のポールさん、スティーヴィー・ワンダーと<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005659M/qid=1103093233/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-6842059-9520202" target="link">「Ebony ＆ Ivory」</a>やったり（大きなピアノの鍵盤の上で、二人が歌っていたPVのやつ）、ポールさんのアルバムで同じくマイケルと「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GKJB/250-6842059-9520202" target="link">Say Say Say</a>」とかやったり。どれもガキの時分にテープが伸びるほど聞きやした。懐かしい。ちなみにポールさん、「Ebony ＆ Ivory」ではビートルズ後期のベース（リッケンバッカー）使ってて、ピックでゴリゴリとメロディアスなラインを弾いていやす。ビートルズがあまり好きでないあたくしも、このベースラインには腰が抜けやした。所謂、「ベースはこうです」っていうセオリーがない。すんごい存在感。</p>

<p>本題に戻しやすと、このアルバムは前作「Off The Wall」のヒットで味を占めたクィンシー・ジョーンズのプロデュース。どれをとっても目玉ってな曲ばかり。楽器演奏者としてもオモロイもんで、「Beat Iｔ」のギター・ソロは売り出し中だったヴァン・ヘイレンによるものだってのは有名な話だし、そのリズムギターを担当するのはTOTOのスティーブ・ルカサーだったりするっていう。8曲目「PYT (pretty young thing)」がなぜか最近のお気に入りでやんして、iTunesのラジオ（80年代のやつ）で4時間に1度は必ずかかるという。あ、iTunesのラジオ、オススメでやんすよ。「ブルース聴きたきゃ一日中」「今日は一日80年代のヘヴィメタルだけだ」とか、そんな。しかも所謂ラジオのそれとは違って、途中で曲をぶっちぎったりしやせんから。あたくし、このためにMacにJBLのスピーカーを装着しやしたよ。iTunes+iPodは冥土には必携でやんすな。</p>

<p>全9曲のうち、8曲がシングルカットっていう、巨人軍の選手ラインナップみてぇな内容でやんすがね。いや、このアルバムのよさがわからねぇ、って世代ばっかりになったら、あたくし、音楽聞くのやめてもいいやってなぐらい、素晴らしい。人類の宝でやんすよ。20世紀の、だけど。<br />
</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>またまた風邪をひいたあたくし。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001094.html" />
    <modified>2004-12-08T12:40:47Z</modified>
    <issued>2004-12-08T21:40:47+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2004:/tsu/12.1094</id>
    <created>2004-12-08T12:40:47Z</created>
    <summary type="text/plain">今年2度目。 今週はダウンでやんす。ブログはご勘弁。 証拠...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>今年2度目。<br />
今週はダウンでやんす。ブログはご勘弁。<br />
<center><br />
<img alt="kaze.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/kaze.jpg" width="200" height="133" border="0" /><br />
<font size="1">証拠</font><br />
</center></p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>子どもの想像力は本当に無限なのか</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001061.html" />
    <modified>2004-12-01T12:56:19Z</modified>
    <issued>2004-12-01T21:56:19+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2004:/tsu/12.1061</id>
    <created>2004-12-01T12:56:19Z</created>
    <summary type="text/plain">先日、引越しをしたあたくし。荷物まとめてると出るわ出るわの懐かしいブツ。ゲッターロボのメンコだの、スーパーカーの消しゴムだの、未開封モモレンジャーのソフビ人形だの．．．（なんでモモなんだ？赤とか青でなく。それはあたくしにも預りシラネェことでやんす。） そんな中、何度も読んではボロボロになったマンガ本が出現。「さようならドラえもん」所収のドラえもん第6巻。その他にのび太が亡くなったおばぁちゃんを思い出すってな話の『おばぁちゃんの思い出』の2つが、幼少期のあたくしの涙腺を緩ます二大双璧となった物語でやんす。 あたくしが小学生の時は空前の藤子不二夫ブームで、21エモンだのパーマンだの、軒並みアニメ化されてた頃。さらには「ドラえもん」を教材に使おうかってな話まで流行っちまったり。ドラえもんには教訓が多いって話でやんしたが、ガキどもにはどうでも良くて、どんな道具で何が起こるんだ？ってのと、いつシヅカチャンの風呂を覗いちまうんだってのが関心のど真ん中。 あたくしの小学校でもこの流行がジャストミートでやんして、あり得ねぇ道具を「想像しよう」ってぇテーマの授業が実際にありやんした。確か、学級会だかなんだかの時間。30分で「自分が想像した道具」の絵を描いて、ソレを何に使うかって考えようってな話。 ところが、なかなか思い浮かびやぁしないもんです。道具ったって、何か目的がなきゃぁ思い浮かびもしねぇんだから。子どもの想像力は無限だなんて誰が言い出しやがったのかと、刻々と迫る時間の中で、あたくしがヤットコさ思いついた道具は、これだ。 「夢フルチン」 ....。 や、ドラえもんに「夢ふうりん」ってなエピソードがあって、その風鈴を振るとみんなが寝ながら言うこと聞いてくれるってな危険な道具なんだけども。想像力のカケラもねぇあたくしとしては、「ふうりん」の「う」と「り」を取り替えただけのくだらねぇダジャレでやり過ごそうと決意したって寸法だよ。 O先生（40代未婚女性）：「で、その夢フルチン？どうやって使うのよ。つ。」 あたくし（小６）：「フルと、言うこときいてくれってなもんです。」 O先生（40代未婚女性）：「そんなもん振って、何をきいてもらいたいのよ。」 あたくし（小６）：「．．．いや、おかーさんにお小遣い上げて、とか．．．」 O先生（40代未婚女性）：「そんなの、起きてる時に頼めば良いでしょう？ だいたい、 　　　　　　　　　　振ってる時にお母さんが起きちゃったら、どうするのよ！？」 あたくし（小６）：　 「．．．いや。もっかいフルとか．．．。」 O先生（40代未婚女性）：「もっかい振って？それで？それでどうすんの？ 　　　　　　　　　　　 だいたい、画用紙いっぱいにそんな絵を描いて、あなた来年から 　　　　　　　　　　　 中学生でしょう？」 てなことになっちまうわけだ。真面目にやらねぇとヒデェ目に合う、って教訓のお手本みたいな話だよ。まったく。 そんな中、子どもの想像力を発揮しまくった男がいた。あたくしの友人、小林君。コイツはクラスで一番、絵が上手いヤツだったもんで、みんなの期待もどどーんと高かった。「じゃぁ、次は小林君ね。」と言われた小林君が見せたもの。それはタモリがかけてるサングラスみてぇな絵でやんした。 O先生：　「やっぱり絵が上手ね。で、それはなんて道具かな？」 小林君：　「これは、『サンヅラス』って言います。」 『サンヅラス？』 O先生：　「....で、それは何をするものなの??」 小林君：　「これをかけると、カツラが見分けられるんです。」 ガキ共：　「ををぉー。だからヅラなのかぁー。」 O先生：　「．．．なるほど。で、それは何のために見分けるの?」 小林君：　「2組の山田先生が多分カツラなんで、それを見ます。」 ガキ共：　「ををぉー。」 ガキ共：　「でも、そんな道具で見ないでも、カツラじゃん。あれ。」 小林君：　「そのほかの人のだって、わかるんだよっ！」 山田先生は、ウルトラ怪獣「ガマクジラ」似のニヒルな男性教諭で豪快な九州男児。ガキ共には人気がありやしたが、夏休みを境に、薄くなっていた前髪がごっそり増えていたという疑惑の主でもありやした。「夏はアメリカのロスアンゼルスに旅行に行った」なんて苦しまぎれの言い訳なんざしちまうもんだから、ガキどもはこの事件を「ロス疑惑」と呼称するに枚挙に暇がねぇってな具合だったもんだよ。 山田教諭（48歳：当時）　 残酷にも「かっつっら。かっつっら。」と囃しやすが、山田先生はそんなことを絶対に認めない強い心の持ち主でもあったわけでやんす。一度だけ「カツラ、カツラ、言うんじゃないよ。馬鹿。」と叫んであたくしのご学友、中村君（現、三等陸佐）をビンタしちまって、威厳が失墜。 ところで、山田先生のヅラ疑惑に沸く6年2組にあって、凛々しく手を挙げたのは、普段バカヤローの誉れ高い、材木屋の倅、M田。M田は言いやがります。 M田：　「でもさー。そんなの使わなくったって、カツラかどうか、簡単にわかるじゃん。」...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>先日、引越しをしたあたくし。荷物まとめてると出るわ出るわの懐かしいブツ。ゲッターロボのメンコだの、スーパーカーの消しゴムだの、未開封モモレンジャーのソフビ人形だの．．．（なんでモモなんだ？赤とか青でなく。それはあたくしにも預りシラネェことでやんす。）<br />
そんな中、何度も読んではボロボロになったマンガ本が出現。「さようならドラえもん」所収の<b>ドラえもん第6巻</b>。その他にのび太が亡くなったおばぁちゃんを思い出すってな話の<b>『おばぁちゃんの思い出』</b>の2つが、幼少期のあたくしの涙腺を緩ます二大双璧となった物語でやんす。</p>

<p>あたくしが小学生の時は空前の藤子不二夫ブームで、21エモンだのパーマンだの、軒並みアニメ化されてた頃。さらには「ドラえもん」を教材に使おうかってな話まで流行っちまったり。ドラえもんには教訓が多いって話でやんしたが、ガキどもにはどうでも良くて、どんな道具で何が起こるんだ？ってのと、いつシヅカチャンの風呂を覗いちまうんだってのが関心のど真ん中。<br />
あたくしの小学校でもこの流行がジャストミートでやんして、あり得ねぇ道具を「想像しよう」ってぇテーマの授業が実際にありやんした。確か、学級会だかなんだかの時間。30分で「自分が想像した道具」の絵を描いて、ソレを何に使うかって考えようってな話。<br />
ところが、なかなか思い浮かびやぁしないもんです。道具ったって、何か目的がなきゃぁ思い浮かびもしねぇんだから。子どもの想像力は無限だなんて誰が言い出しやがったのかと、刻々と迫る時間の中で、あたくしがヤットコさ思いついた道具は、これだ。</p>

<p><h2>「夢フルチン」</h2></p>

<p><p><center><br /><br />
<img alt="ybb001s[1].jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/ybb001s[1].jpg" width="225" height="168" border="0" /><br /><br />
<font="1">....。</font><br /><br />
</center></p></p>

<p>や、ドラえもんに「夢ふうりん」ってなエピソードがあって、その風鈴を振るとみんなが寝ながら言うこと聞いてくれるってな危険な道具なんだけども。想像力のカケラもねぇあたくしとしては、「ふうりん」の「う」と「り」を取り替えただけのくだらねぇダジャレでやり過ごそうと決意したって寸法だよ。</p>

<p>O先生（40代未婚女性）：「で、その夢フルチン？<b>どうやって使うのよ。</b>つ。」<br />
あたくし（小６）：「フルと、言うこときいてくれってなもんです。」</p>

<p>O先生（40代未婚女性）：<b>「そんなもん振って、何をきいてもらいたいのよ。」</b><br />
あたくし（小６）：「．．．いや、おかーさんにお小遣い上げて、とか．．．」</p>

<p>O先生（40代未婚女性）：「そんなの、起きてる時に頼めば良いでしょう？ だいたい、<br />
　　　　　　　　　　<b>振ってる時にお母さんが起きちゃったら、どうするのよ！？</b>」</p>

<p>あたくし（小６）：　<font size-"1"> 「．．．いや。もっかいフルとか．．．。」</font><br />
O先生（40代未婚女性）：「もっかい振って？それで？それでどうすんの？<br />
　　　　　　　　　　　 だいたい、画用紙いっぱいにそんな絵を描いて、あなた来年から<br />
　　　　　　　　　　　 中学生でしょう？」</p>

<p>てなことになっちまうわけだ。真面目にやらねぇとヒデェ目に合う、って教訓のお手本みたいな話だよ。まったく。</p>

<p>そんな中、子どもの想像力を発揮しまくった男がいた。あたくしの友人、小林君。コイツはクラスで一番、絵が上手いヤツだったもんで、みんなの期待もどどーんと高かった。「じゃぁ、次は小林君ね。」と言われた小林君が見せたもの。それはタモリがかけてるサングラスみてぇな絵でやんした。</p>

<p>O先生：　「やっぱり絵が上手ね。で、それはなんて道具かな？」<br />
小林君：　「これは、『サンヅラス』って言います。」</p>

<p><h2>『サンヅラス？』</h2></p>

<p>O先生：　「....で、それは何をするものなの??」<br />
小林君：　「これをかけると、<b>カツラが見分けられる</b>んです。」<br />
ガキ共：　「ををぉー。だからヅラなのかぁー。」<br />
O先生：　「．．．なるほど。で、それは何のために見分けるの?」<br />
小林君：　「2組の山田先生が多分カツラなんで、それを見ます。」<br />
ガキ共：　「ををぉー。」<br />
ガキ共：　「でも、そんな道具で見ないでも、カツラじゃん。あれ。」<br />
小林君：　「そのほかの人のだって、わかるんだよっ！」</p>

<p>山田先生は、ウルトラ怪獣「ガマクジラ」似のニヒルな男性教諭で豪快な九州男児。ガキ共には人気がありやしたが、夏休みを境に、薄くなっていた前髪がごっそり増えていたという疑惑の主でもありやした。「夏はアメリカのロスアンゼルスに旅行に行った」なんて苦しまぎれの言い訳なんざしちまうもんだから、ガキどもはこの事件を<b>「ロス疑惑」</b>と呼称するに枚挙に暇がねぇってな具合だったもんだよ。</p>

<p><center><br />
<img alt="gamakujira.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/gamakujira.jpg" width="180" height="123" border="0" /></p>

<p><font size="1">  山田教諭（48歳：当時）　</font><br />
</center></p>

<p>残酷にも「かっつっら。かっつっら。」と囃しやすが、山田先生はそんなことを絶対に認めない強い心の持ち主でもあったわけでやんす。一度だけ<h2>「カツラ、カツラ、言うんじゃないよ。馬鹿。」</h2>と叫んであたくしのご学友、中村君（現、三等陸佐）をビンタしちまって、威厳が失墜。</p>

<p>ところで、山田先生のヅラ疑惑に沸く6年2組にあって、凛々しく手を挙げたのは、普段バカヤローの誉れ高い、材木屋の倅、M田。M田は言いやがります。</p>

<p>M田：　「でもさー。そんなの使わなくったって、カツラかどうか、簡単にわかるじゃん。」<br />
小林君：「え？どーやって？」<br />
M田：　「や、ほら、タケコプターあるじゃん。アレを着けるんだよ。」</p>

<p><center><br />
<img alt="takekopu[1].jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/takekopu[1].jpg" width="107" height="140" border="0" /></p>

<p><font size="1">  タケコプター？</font><br />
</center></p>

<p><br />
小林君：　「それで？」<br />
M田：　「もしカツラだったら、カツラだけ飛んでくじゃん。」</p>

<p><center><br />
<img alt="fly.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/fly.jpg" width="200" height="150" border="0" /></p>

<p><font size="1" > なるほどねー。</font><br />
</center></p>

<p>こんな想像力を発揮していた小林君は服飾デザイナーのアシを経て夜の商売。んでもって材木屋の倅のM田は、飛んで行っちまったヅラのように、高校出てから行方不明。<br />
お前ら、これ読んでたら連絡しやがれよ。</p>

<p>さて、ここいらで本題。飛んで行っちまったヅラを思って、こんなアーティストのご紹介。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000565MN/qid%3D1101904565/sr%3D1-2/richesloft-22" target="link"><img alt="Nite.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Nite.jpg" width="130" height="130" border="0" /><br />
NITEFLYTE 2 / NITEFLYTE</a></p>

<p>79年デビューの、マイアミ発お洒落サウンド。2枚目にして、ラストアルバム。日本では正式に発売されてねぇってな具合だったんでやんすが、渋谷系と前後して「フリー・ソウル」なんていう、言っちまえばまぁ、お洒落で気だるいカンジの70−80年代サウンドが見直されてから日本版としてもリリースされたってなアルバム。<br />
このアルバムほど、いろんなアーティストにパクられたアルバムもねぇんじゃねぇかと。1曲目の「You Are」なんて、SMAPの「がんばりましょう」がまんまパクってるし、久保田利伸あたりもその影響が（パクリまではいかないまでも）見られる。まぁ、その位に商業的には売れないものの良いアルバムだったってことで。<br />
1枚目の「NITEFLYTE」は、死ぬほどかっこ悪いジャケに反して、たいそう洒落たアーバンソウルってな具合だった。ブレッカーブラザーズだのD・サンボーンだのが参加してたもんだからフュージョン系の香りがぷんぷんしてやすが、2枚目はR&Bティストが濃くなった、聴き易いアルバムになってやがります。</p>

<p>シチュエーションは、ってぇと、もう夜のドライブが一番でやんしょう。そこで<br />
「ボクは昔っから気になってアルバム探してたんだけど、なくってさぁ。やっと手に入れたんだよ。まぁ、耳の良い連中はこぞってパクってるんだけどね。」なんて助手席の彼女に言いつつ、CDを挿してみたりする。車はアルファのGTVあたり。高すぎず安すぎずの、気障なやつで。</p>

<p>くぅー。一度やってみてぇな。スキンヘッドでもサマになるかな。江戸弁は隠すとしても。<br />
あたくしだったら、ブルドーザーってぇ具合かな。やっぱり。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>時事砲弾　～ 自衛隊について考えてみた ～</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001006.html" />
    <modified>2004-11-24T04:10:00Z</modified>
    <issued>2004-11-24T13:10:00+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2004:/tsu/12.1006</id>
    <created>2004-11-24T04:10:00Z</created>
    <summary type="text/plain">なぜだか自衛隊関係の友人知人が多いあたくし。レインジャー部隊にいたっていうツワモノの空手バカ一代とか、トップガンに憧れて航空自衛隊に入ったは良いが、目が悪くて整備ばっかりしてる同級生とか、借金返済のために数年間戦車の整備やってた人とか。 誰もが言うのが、自殺者が多いんだぜ、ってなエピソード。「死ぬな。君はまだ若い。」みたいな部署があるとかないとかってぇのは嘘か誠か。まぁ、人殺しの練習を毎日やってるんでしょうし、動きの悪い奴が一人いりゃぁ、周りの100人が死んじまうってなギリギリの職業でやんすから、民間人のあたくしたちには想像もつかねぇようなストレスがあるんでやんしょうね。 先に言っときますと、あたくしは自衛隊の反対派じゃぁありやせん。軍隊持つな、とは思わねぇです。だって、そうでしょ？戦争になろうかなってなときに、相手にマットウな感覚を求めたって無理ってなもの。外交っていやぁ、話し合い、脅迫、恫喝、抜き差しならねぇ駆け引きってなもんでしょ？それでも解決できなきゃ、手が出ちまう。言い争いで解決できずに手が出ちまうなんてのは、フツウの暮らしの中にだって幾らだって転がってる状況でやんすからイメージしやすいってなもんでしょ。手を出すのが良いか悪いかって言やぁ、もちろん悪いことなんでやんすがね。だからって丸腰が美しい、ってのはよっぽどの覚悟が必要ですんでね。右のほっぺた叩かれたら...ってな話はあり得ねぇでしょ？公明正大なこと言ったりやったりしたからったって、襲われねぇとはかぎらねぇし。あるいは、スネ夫君とか「美味しんぼ」の裏返った声の副部長みたいに、強いヤツの腰巾着街道をひた走るってのとかね。 反対派じゃねぇあたくしがガキの時分から解せねぇのは、どう見ても軍隊なのに、軍隊じゃねぇ、って言い張ってるとこ。憲法云々じゃなくって、もっと単純に「あれは見るからに兵隊さんじゃねぇんですかい？」ってな疑問。 だって、そうでやんしょ？ 黒いスーツに金のネックレス、胸ははだけてサングラス、頭はパンチで、手には長ドスってな格好でもって「あっしは、話し合いに来ました。でも自分、そちらさんが手ェ出すまでは絶対に何もしやせんから。」って言われても、普通はビビるでしょ？おまけに「あっしは、メリケン組の武っ州親分と盃を交わしてますんで、何かあったらメリケン組ともデイリってことになりやすぜ。よろしくお見知りおきを。」って言ってるようなもんだし。 普通は「あ、こいつはのっぴきならねぇ話だな。フツウの話し合いなんかじゃねぇな。デイリじゃねぇかな。」と思うでやんしょ？ 中東の国に行ってらっしゃる皆々様が何をやってるか、ってのはあたくしはよく存じ上げませんが、ひとつわかってるこたぁ、どこからどう見たって戦争に行くための制服を着て、これまた戦争で使うような鉄砲持って他所様のナワバリにお邪魔してるってこと。あんな格好の人がワンサカやってきて、「いやいやいや。あたくしたちは戦争しにきたんじゃねぇんですよ。復興支援でやんすよ。」って言われても、にわかにゃぁ信じ難い。オリンピックみてぇに、ユニクロにでも頼んでポップな服をデザインしちまうとか（日章旗はダメだぜ）、せめて消防署のレスキュー隊の服借りて「いかにも助けに参った！」ってな具合で登場するとかならまだしも。半ズボンの日本人が殺されて自覚がねぇだなんてトンチキなこと言う前に、自衛隊の服について云々しねぇのか、あたくしはわからねぇんです。「あれは軍服ではない。着てるのは軍服みてぇに見えるが、自衛隊の制服だ。」っつぅ理屈は、緊迫した状況下で通用しねぇでしょ？ これが「あたくしたちはニッポンからやって参りやした、軍隊でやんす。鉄砲は下手クソでやんすが、数撃ちゃナントヤラってなもんなんです。一生懸命が取り柄ですんで、お手柔らかにお願いしますよ。」ってハッキリ言うんだったら、ハラも座ろうかってもんでしょ？行くの行かねぇのの議論も、しっかりとやれるわけです。反対だろうが賛成だろうが、ちゃんと話しができるし、考えのねぇあたくしみたいなタイプでも、「これはちょいと、真面目に考えねぇといけねぇな。」ってなことになる。でもなんだか、こう、はぐらかされてるなぁ、ってな気がしてならない。 そこであたくしは考えた。 まずは服装から改めるってぇのはどうかと。あれが軍隊じゃねぇってんだから、真っ先に全員軍服を脱ぐのは前提だ。そんでもって、ほら、水を配ったりしてるんでやんしょ？だったらあれしかねぇよ。 どう見ても、メイドさん。 もう、全員これだね。これしかない。これ着て、水配ったり。なんだかこう、ピースフルな気持ちになってくるってなもんだよ。いや、かっぽう着でも良いかと思ったんだけどね。あたくしは。あんな暑い所で、和服の上にかっぽう着じゃぁ、辛ぇでしょ。かと言って、屈強な野郎どもがスッポンポンにかっぽう着だけ、ってのも、なんだか壮絶でやんしょ？ちょっと屈んで物拾うだけで、世界中にサービスショットばら撒き放題ってなもんだ。（それはそれで一部に熱狂的な支持者を得るかもしれねぇが） それに、軍隊じゃねぇんだから敬礼とかもしちゃダメだね。 メイドさんなんだから、スカートのすそを両手で持って、片足だけちょこんと爪先立ちになる、あれだよあれ。 こんなのを、屈強な男たち何百人が整列してやってみたり。壮観だと思うね。あたくしは。そんなことを中東の戦時下でできるなんざ、大和魂を感じちまうね。平和への身体を張った貢献ってなもんだよ。 それに、そんな集団にロケット砲を打ち込んだりはしねぇよ。テロの連中も。ありゃ、なんだ？とは思っちまうでしょうが、戦いに来たとは思わねぇでしょう。メディアの連中からは取材攻勢、必至でやんしょうね。ヒゲ面の隊長、ならぬ、メイド長さんが「自分らは...」とか言うんでやんすよ。ちょっと持ってる物が落ちたりすると、ミニのスカートのお尻を押さえながら、かがんで拾ってみたり。ここでもサービスショット。そんなのも、平和に貢献するってなもんでしょう。なんだか、他所の国の兵隊さんたちも、気が抜けちまうからね。へなへなへな。 でもって、人気が出たら、グループ組んじまうんだね。CD出したり。売り上げはもちろん、「復興」に使うってなもんでしょ。いっひっひ。 おちょくっちゃぁいますがね。行かされてる側だって、疑問符なんだろうなぁ、と。嫁さん子ども置いて行くなんてのも、大有りでしょ？せめて、きちんと認めてやれるポジションあげられねぇもんかね。適当なポジションで、ミサイル飛び交ってる外国でもって手ぶらで水の配給やらすなんざ、非道だよ。腹立つよ。 ってぇ今日はちょいとばかし社会派なあたくしがオススメするのはこれだ。 Deep Purple in Rock / Deep Purple 説明不要のDeep Purpleでやんす。 バンドの要であるリッチー・ブラックモア大先生は、かつては悪魔と契約したとかなんとなく黒魔術っぽい噂でもちきりだったりした御仁（なんか、意図的にかもしれないんでやんすが）。最近では随分と歳の離れた嫁をもらって、吟遊詩人のようなことをなさっているとか。黒魔術だった人が、今じゃ平和を歌っているよ。ってなわけで今日のおはなしとピッタリだ。 In Rockは黒魔術なんて話よりもっと前。これが30年も前のアルバムだと言うことに最近気付いたあたくし。それほどにDeep Purpleは聴いて育った感がありやす。最初にコピーしまくったベーシストがDeep Purpleのロジャー・グローヴァーだったし。リッケンバッカーのベース欲しかったもんだよ。 どうしてもMachine HeadとかBurnといった、色んなアーティストがカバーしちゃいました的アルバムが「ベスト」ってな具合で薦められますがね。あたくしは一番このアルバムが好きで。なにがすごいって、緊張感。緊迫感。次の音、次の小節をいち早く掴みにいくような、そんな演奏。オルガンとギターのエゴがぶつかりつつ、ゴツいリズムがひときわ低域を支えて戦車のキャタピラのようでもあり。双璧として語られるレッド・ツェッペリンは「みんなでひとつの音を出そう。おー！」的アプローチであるのに対して、Deep Purpleは「出し抜いてやるぜ。俺が。おー！」ってな感覚。 1曲目の「Speed King」からして、スタート前にエンジンふかすF1みたいなもんだよ。ぶぉんぶぉん、ってな。3曲目「Child in...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>なぜだか自衛隊関係の友人知人が多いあたくし。レインジャー部隊にいたっていうツワモノの<b>空手バカ一代</b>とか、トップガンに憧れて航空自衛隊に入ったは良いが、目が悪くて整備ばっかりしてる同級生とか、借金返済のために数年間戦車の整備やってた人とか。<br />
誰もが言うのが、自殺者が多いんだぜ、ってなエピソード。「死ぬな。君はまだ若い。」みたいな部署があるとかないとかってぇのは嘘か誠か。まぁ、人殺しの練習を毎日やってるんでしょうし、動きの悪い奴が一人いりゃぁ、周りの100人が死んじまうってなギリギリの職業でやんすから、民間人のあたくしたちには想像もつかねぇようなストレスがあるんでやんしょうね。</p>

<p>先に言っときますと、あたくしは自衛隊の反対派じゃぁありやせん。軍隊持つな、とは思わねぇです。だって、そうでしょ？戦争になろうかなってなときに、相手にマットウな感覚を求めたって無理ってなもの。外交っていやぁ、話し合い、脅迫、恫喝、抜き差しならねぇ駆け引きってなもんでしょ？それでも解決できなきゃ、手が出ちまう。言い争いで解決できずに手が出ちまうなんてのは、フツウの暮らしの中にだって幾らだって転がってる状況でやんすからイメージしやすいってなもんでしょ。手を出すのが良いか悪いかって言やぁ、もちろん悪いことなんでやんすがね。だからって丸腰が美しい、ってのはよっぽどの覚悟が必要ですんでね。右のほっぺた叩かれたら...ってな話はあり得ねぇでしょ？公明正大なこと言ったりやったりしたからったって、襲われねぇとはかぎらねぇし。あるいは、スネ夫君とか「美味しんぼ」の裏返った声の副部長みたいに、強いヤツの腰巾着街道をひた走るってのとかね。</p>

<p>反対派じゃねぇあたくしがガキの時分から解せねぇのは、どう見ても軍隊なのに、軍隊じゃねぇ、って言い張ってるとこ。憲法云々じゃなくって、もっと単純に「あれは見るからに兵隊さんじゃねぇんですかい？」ってな疑問。</p>

<p>だって、そうでやんしょ？</p>

<p>黒いスーツに金のネックレス、胸ははだけてサングラス、頭はパンチで、手には長ドスってな格好でもって「あっしは、話し合いに来ました。でも自分、そちらさんが手ェ出すまでは絶対に何もしやせんから。」って言われても、普通はビビるでしょ？おまけに「あっしは、メリケン組の武っ州親分と盃を交わしてますんで、何かあったらメリケン組ともデイリってことになりやすぜ。よろしくお見知りおきを。」って言ってるようなもんだし。<br />
普通は「あ、こいつはのっぴきならねぇ話だな。フツウの話し合いなんかじゃねぇな。デイリじゃねぇかな。」と思うでやんしょ？</p>

<p>中東の国に行ってらっしゃる皆々様が何をやってるか、ってのはあたくしはよく存じ上げませんが、ひとつわかってるこたぁ、どこからどう見たって戦争に行くための制服を着て、これまた戦争で使うような鉄砲持って他所様のナワバリにお邪魔してるってこと。あんな格好の人がワンサカやってきて、「いやいやいや。あたくしたちは戦争しにきたんじゃねぇんですよ。復興支援でやんすよ。」って言われても、にわかにゃぁ信じ難い。オリンピックみてぇに、ユニクロにでも頼んでポップな服をデザインしちまうとか（日章旗はダメだぜ）、せめて消防署のレスキュー隊の服借りて「いかにも助けに参った！」ってな具合で登場するとかならまだしも。半ズボンの日本人が殺されて自覚がねぇだなんてトンチキなこと言う前に、自衛隊の服について云々しねぇのか、あたくしはわからねぇんです。「あれは軍服ではない。着てるのは軍服みてぇに見えるが、自衛隊の制服だ。」っつぅ理屈は、緊迫した状況下で通用しねぇでしょ？<br />
これが「あたくしたちはニッポンからやって参りやした、軍隊でやんす。鉄砲は下手クソでやんすが、数撃ちゃナントヤラってなもんなんです。一生懸命が取り柄ですんで、お手柔らかにお願いしますよ。」ってハッキリ言うんだったら、ハラも座ろうかってもんでしょ？行くの行かねぇのの議論も、しっかりとやれるわけです。反対だろうが賛成だろうが、ちゃんと話しができるし、考えのねぇあたくしみたいなタイプでも、「これはちょいと、真面目に考えねぇといけねぇな。」ってなことになる。でもなんだか、こう、はぐらかされてるなぁ、ってな気がしてならない。</p>

<p>そこであたくしは考えた。</p>

<p>まずは服装から改めるってぇのはどうかと。あれが軍隊じゃねぇってんだから、真っ先に全員軍服を脱ぐのは前提だ。そんでもって、ほら、水を配ったりしてるんでやんしょ？だったらあれしかねぇよ。<br />
<center><br />
<img alt="meido.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/meido.jpg" width="150" height="200" border="0" /><br />
<font size="1"><br />
どう見ても、メイドさん。<br />
</font><br />
</center></p>

<p>もう、全員これだね。これしかない。これ着て、水配ったり。なんだかこう、ピースフルな気持ちになってくるってなもんだよ。いや、かっぽう着でも良いかと思ったんだけどね。あたくしは。あんな暑い所で、和服の上にかっぽう着じゃぁ、辛ぇでしょ。かと言って、屈強な野郎どもがスッポンポンにかっぽう着だけ、ってのも、なんだか壮絶でやんしょ？ちょっと屈んで物拾うだけで、世界中にサービスショットばら撒き放題ってなもんだ。（それはそれで一部に熱狂的な支持者を得るかもしれねぇが）<br />
それに、軍隊じゃねぇんだから敬礼とかもしちゃダメだね。</p>

<p><center><br />
<img alt="ojigi.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/ojigi.jpg" width="99" height="121" border="0" /><br />
<font size="1"><br />
メイドさんなんだから、スカートのすそを両手で持って、片足だけちょこんと爪先立ちになる、あれだよあれ。<br />
</font><br />
</center></p>

<p>こんなのを、屈強な男たち何百人が整列してやってみたり。壮観だと思うね。あたくしは。そんなことを中東の戦時下でできるなんざ、<b>大和魂</b>を感じちまうね。平和への身体を張った貢献ってなもんだよ。<br />
それに、そんな集団にロケット砲を打ち込んだりはしねぇよ。テロの連中も。ありゃ、なんだ？とは思っちまうでしょうが、戦いに来たとは思わねぇでしょう。メディアの連中からは取材攻勢、必至でやんしょうね。ヒゲ面の隊長、ならぬ、<b>メイド長</b>さんが「自分らは...」とか言うんでやんすよ。ちょっと持ってる物が落ちたりすると、ミニのスカートのお尻を押さえながら、かがんで拾ってみたり。ここでもサービスショット。そんなのも、平和に貢献するってなもんでしょう。なんだか、他所の国の兵隊さんたちも、気が抜けちまうからね。へなへなへな。<br />
でもって、人気が出たら、グループ組んじまうんだね。CD出したり。売り上げはもちろん、「復興」に使うってなもんでしょ。いっひっひ。</p>

<p>おちょくっちゃぁいますがね。行かされてる側だって、疑問符なんだろうなぁ、と。嫁さん子ども置いて行くなんてのも、大有りでしょ？せめて、きちんと認めてやれるポジションあげられねぇもんかね。適当なポジションで、ミサイル飛び交ってる外国でもって手ぶらで水の配給やらすなんざ、非道だよ。腹立つよ。</p>

<p>ってぇ今日はちょいとばかし社会派なあたくしがオススメするのはこれだ。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KBA/qid%3D1101277364/sr%3D1-40/richesloft-22" target="link"><img alt="DP.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/DP.jpg" width="130" height="130" border="0" /></p>

<p>Deep Purple in Rock  / Deep Purple</a></p>

<p>説明不要のDeep Purpleでやんす。<br />
バンドの要であるリッチー・ブラックモア大先生は、かつては悪魔と契約したとかなんとなく黒魔術っぽい噂でもちきりだったりした御仁（なんか、意図的にかもしれないんでやんすが）。最近では随分と歳の離れた嫁をもらって、吟遊詩人のようなことをなさっているとか。黒魔術だった人が、今じゃ平和を歌っているよ。ってなわけで今日のおはなしとピッタリだ。</p>

<p>In Rockは黒魔術なんて話よりもっと前。これが30年も前のアルバムだと言うことに最近気付いたあたくし。それほどにDeep Purpleは聴いて育った感がありやす。最初にコピーしまくったベーシストがDeep Purpleのロジャー・グローヴァーだったし。リッケンバッカーのベース欲しかったもんだよ。</p>

<p>どうしてもMachine HeadとかBurnといった、色んなアーティストがカバーしちゃいました的アルバムが「ベスト」ってな具合で薦められますがね。あたくしは一番このアルバムが好きで。なにがすごいって、緊張感。緊迫感。次の音、次の小節をいち早く掴みにいくような、そんな演奏。オルガンとギターのエゴがぶつかりつつ、ゴツいリズムがひときわ低域を支えて戦車のキャタピラのようでもあり。双璧として語られるレッド・ツェッペリンは「みんなでひとつの音を出そう。おー！」的アプローチであるのに対して、Deep Purpleは「出し抜いてやるぜ。俺が。おー！」ってな感覚。<br />
1曲目の「Speed King」からして、スタート前にエンジンふかすF1みたいなもんだよ。ぶぉんぶぉん、ってな。3曲目「Child in Time」も有名でやんすが、うすーいオルガン音とボーカルだけの始まりから5分以上かけてどんどんとテンションをあげていきつつ、またしんみり締めるという。今じゃ当たり前の構成でやんすがね。ラジオでかけてもらうのが当ったり前、って時期にこんな長ーい曲書いちゃって、どうすんだろ？ってな。ずーっと緊迫してて、聞く側にもエネルギーがないとちょっとキビシイ。</p>

<p>久しぶりに聴くと、やっぱり良いなー、ってアルバムでやんす。リッケンバッカー欲しくなったなー。ロジャー・グローヴァーはレインボーの時のモッキンバードより、こっちの音のほうが「ぽい」と思いやす。暴力的な音なのに、クールというか。<br />
20万位で買えるのかな。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>
  <entry>
    <title>勘違いが解放する世界</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.banlo.com/tsu/archives/001007.html" />
    <modified>2004-11-17T13:23:18Z</modified>
    <issued>2004-11-17T22:23:18+09:00</issued>
    <id>tag:www.banlo.com,2004:/tsu/12.1007</id>
    <created>2004-11-17T13:23:18Z</created>
    <summary type="text/plain">ハナ垂れ小僧の頃から診てくれてる先生に「お前さん、こいつは一度ちゃんと設備の整ったところで見てもらったほうが良いんじゃねぇか？」って言われたあたくし。なんだか首と肩に違和感を抱えて半年経ったってな頃合。紹介状なんてのもメンドクセェってなもんで、自転車こいで行ける大学病院へ。待つこと3時間。人を3時間も待たせるサーヴィス業なんざ、医者とロシアのスーパーマーケット位なもんでやんしょうね。今か今かとあたくしの名前が呼ばれるのを待ち、持ってきたマンガも備え付けの婦人画報も熟読して諳んじてしまったってな頃合で、あたくしの順番がやってきた。 あたくし：「いや、どうもね。首と肩が痛いんですよね。肩は、まぁ、長時間座ってるってな仕事柄、どうしても凝っちまうんですけども...。」 馬鹿医者：「はっはぁん。なるほど。ちょっと、シャツを脱いで裸になってもらえますか？」 　　　　　 触診。 馬鹿医者：「ははぁん。お仕事は、建設関係？肉体労働か何か？」 あたくし：「いえ、違います。だからさっきも言ったように、座ってるような仕事でやんすから...。」 馬鹿医者：「あぁ。ブルドーザーか何かを運転してるとか？」 あたくし：「？！　ブ、ブルドーザーでやんすか？？ 。いやぁ、デスクワークなんですがね...」 とまぁ、こんな具合。大体、服を脱ぐなり建設関係と決めてかかった上（建築関係ではなく、建設関係、というのがミソなんでやんしょうね）、「座った仕事」から何を連想すれば「ブルドーザー・ドライヴァー」になるのか。保険証に会社の名前まで書いてあるじゃねぇか。IT系メーカーにブルドーザーがなんで必要なのかよ。 そんなあたくしの妹も、なかなかの勘違い魂を持っておりやす。愛車シトロエンを探していた時のこと。 あたくし: 「なんか、おふらんすの車がいいね。あたくしは。プヂョーとかシトロエンとかさ。」 いもうと：「そんなん、どこで売ってんのよ。」 あたくし：「ディーラーがあるじゃん。ブルーライオン（プヂョーの販売店）とかさ。」 いもうと：「あ、あの、ゾンビのマークのところか。あるね、あるね。」 あたくし：「ゾンビ？？」 これは見慣れたあのマーク。 あのゾンビ。 どうにもこの妹の「視覚」ってやつぁ、アテにならねぇもんでして。中学の時分に いもうと：「ねぇねぇ。なんでカーネル・サンダースのマークって、糸人間なんだろね？」 あたくし：「へ？糸人間？？」 いもうと：「だってさ...」 妹の誤解（想像図） あたくし：「そう見える方が、おかしいんじゃねぇか・・・？」 いもうと：「そーかなー。そういうキセイガイネンから自由にならないとだね。兄は。フリーダムだね。」 あたくし：「あんた、脳細胞のひとつひとつがフリーダムだよね...。」 まぁ、世知辛い世の中、こんな勘違いひとつで脱力＆リラックスできたり、するんでやんすがね。 脳細胞が良い具合に解放されてきたんで、ここいらで本題。 Peace Beyond Passion　/ Me&apos;Shell Ndegeocello 世界最高の女性アーティストとしてあたくしが敬愛してやまないミシェル・ンデゲオチェロ（読みにくい）。タイトルで書いてあるPeaceってのは、戦争の反対語の「平和」じゃぁありやせんでした。生活の中にある「苦さ」ってやつですか？そういうのから解放されるってことのよう。解放、だよねぇ。でもね、中東の戦時下の生活にしろ、街中で生きてることにしろ、みんな生活している人の視点で感じてるんでしょうからね。天下国家なんざ、どうだって良い。今、目の前の「苦さ」が問題だってのが、生活者の視点ってもん。もちろん、戦時下の皆さんとの大変さってのは、比較のしようがねぇですけどね。比較自体に意味があるか、わからねぇですよ。あたくしの「苦さ」があって、あの人の「苦さ」があって。そこからの解放ですんでね。 アルバムは、適当に肌を露出してケツふってるHip Hopネェちゃんとか、やったらスィートなR&amp;B唄ってるネェちゃんとかとは、全く違うディープな世界でやんす。このお方、ジャズ系のセッションアーティストとしての方がキャリア的には早かったもんだから、マドンナやチャカ・カーンといった大物のバックでファンキーなベースを弾いとりやすな。音は、フェンダーとミュージックマンのタイトなサウンドで、賢そうな音選びをしつつもものすごいグルーヴ感のあるリズムだったりして。某有名アーティストの前座であたくしがベースを弾いたとき、「俺のアンプ使っていいよ」って言ってくだすった、これまた有名セッションマンの方が、リハーサルでミシェル・ンデゲオチェロのリフを弾いてらした。トンデモ有名人なそのベースの方でも、ミシェル・ンデゲオチェロの音にはならない。んー。血が違うのかな。やっぱし。なんか、生々しさが全然足りない、っていうカンジで。 このアルバム、棄て曲なしで一気に聴いてくらはい。この次のアルバム「ビター」もオススメでやんす。もっと、テーマがディープになっていくんだけどね。...</summary>
    <author>
      <name>tsuruya</name>
      
      
    </author>
    
    <content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="en" xml:base="http://www.banlo.com/tsu/">
      <![CDATA[<p>ハナ垂れ小僧の頃から診てくれてる先生に「お前さん、こいつは一度ちゃんと設備の整ったところで見てもらったほうが良いんじゃねぇか？」って言われたあたくし。なんだか首と肩に違和感を抱えて半年経ったってな頃合。紹介状なんてのもメンドクセェってなもんで、自転車こいで行ける大学病院へ。待つこと3時間。人を3時間も待たせるサーヴィス業なんざ、医者とロシアのスーパーマーケット位なもんでやんしょうね。今か今かとあたくしの名前が呼ばれるのを待ち、持ってきたマンガも備え付けの婦人画報も熟読して諳んじてしまったってな頃合で、あたくしの順番がやってきた。</p>

<p>あたくし：「いや、どうもね。首と肩が痛いんですよね。肩は、まぁ、長時間座ってるってな仕事柄、どうしても凝っちまうんですけども...。」<br />
馬鹿医者：「はっはぁん。なるほど。ちょっと、シャツを脱いで裸になってもらえますか？」<br />
　　　　　<br />
触診。</p>

<p>馬鹿医者：「ははぁん。お仕事は、建設関係？<font size="4"><b>肉体労働か何か？</b></font>」<br />
あたくし：「いえ、違います。だからさっきも言ったように、座ってるような仕事でやんすから...。」<br />
馬鹿医者：「あぁ。<font size="4"><b>ブルドーザー</b></font>か何かを運転してるとか？」<br />
あたくし：「？！　ブ、ブルドーザーでやんすか？？ 。<font size="1">いやぁ、デスクワークなんですがね...</font>」</p>

<p>とまぁ、こんな具合。大体、服を脱ぐなり建設関係と決めてかかった上（建築関係ではなく、建設関係、というのがミソなんでやんしょうね）、「座った仕事」から何を連想すれば<b>「ブルドーザー・ドライヴァー」</b>になるのか。保険証に会社の名前まで書いてあるじゃねぇか。IT系メーカーにブルドーザーがなんで必要なのかよ。</p>

<p>そんなあたくしの妹も、なかなかの勘違い魂を持っておりやす。愛車シトロエンを探していた時のこと。</p>

<p>あたくし: 「なんか、おふらんすの車がいいね。あたくしは。プヂョーとかシトロエンとかさ。」<br />
いもうと：「そんなん、どこで売ってんのよ。」<br />
あたくし：「ディーラーがあるじゃん。ブルーライオン（プヂョーの販売店）とかさ。」<br />
いもうと：「あ、あの、<font size="4"><b>ゾンビのマーク</b></font>のところか。あるね、あるね。」<br />
あたくし：「ゾンビ？？」</p>

<p><center><br />
<img alt="pugeot.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/pugeot.jpg" width="100" height="133" border="0" /><br />
<font size-"1"> これは見慣れたあのマーク。 </font></p>

<p><img alt="Michael.bmp" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Michael.bmp" width="150" height="166" border="0" /><br />
<font size-"1">あのゾンビ。 </font><br />
</center></p>

<p>どうにもこの妹の「視覚」ってやつぁ、アテにならねぇもんでして。中学の時分に<br />
いもうと：「ねぇねぇ。なんでカーネル・サンダースのマークって、<b>糸人間</b>なんだろね？」<br />
あたくし：「へ？糸人間？？」<br />
いもうと：「だってさ...」</p>

<p><center><br />
<img alt="Kernel.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/Kernel.jpg" width="92" height="77" border="0" /><br />
<font size-"1"> 妹の誤解（想像図）<br />
 </font><br />
</center></p>

<p>あたくし：「そう見える方が、おかしいんじゃねぇか・・・？」<br />
いもうと：「そーかなー。そういうキセイガイネンから自由にならないとだね。兄は。フリーダムだね。」<br />
あたくし：「あんた、脳細胞のひとつひとつがフリーダムだよね...。」</p>

<p>まぁ、世知辛い世の中、こんな勘違いひとつで脱力＆リラックスできたり、するんでやんすがね。<br />
脳細胞が良い具合に解放されてきたんで、ここいらで本題。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HG5U/qid%3D1100678805/sr%3D1-10/richesloft-22" target="link"><img alt="ndegeocello.jpg" src="http://www.banlo.com/tsu/archives/ndegeocello.jpg" width="120" height="120" border="0" /></p>

<p>Peace Beyond Passion　/ Me'Shell Ndegeocello </a> </p>

<p>世界最高の女性アーティストとしてあたくしが敬愛してやまないミシェル・ンデゲオチェロ（読みにくい）。タイトルで書いてあるPeaceってのは、戦争の反対語の「平和」じゃぁありやせんでした。生活の中にある「苦さ」ってやつですか？そういうのから解放されるってことのよう。解放、だよねぇ。でもね、中東の戦時下の生活にしろ、街中で生きてることにしろ、みんな生活している人の視点で感じてるんでしょうからね。天下国家なんざ、どうだって良い。今、目の前の「苦さ」が問題だってのが、生活者の視点ってもん。もちろん、戦時下の皆さんとの大変さってのは、比較のしようがねぇですけどね。比較自体に意味があるか、わからねぇですよ。あたくしの「苦さ」があって、あの人の「苦さ」があって。そこからの解放ですんでね。</p>

<p>アルバムは、適当に肌を露出してケツふってるHip Hopネェちゃんとか、やったらスィートなR&B唄ってるネェちゃんとかとは、全く違うディープな世界でやんす。このお方、ジャズ系のセッションアーティストとしての方がキャリア的には早かったもんだから、マドンナやチャカ・カーンといった大物のバックでファンキーなベースを弾いとりやすな。音は、フェンダーとミュージックマンのタイトなサウンドで、賢そうな音選びをしつつもものすごいグルーヴ感のあるリズムだったりして。某有名アーティストの前座であたくしがベースを弾いたとき、「俺のアンプ使っていいよ」って言ってくだすった、これまた有名セッションマンの方が、リハーサルでミシェル・ンデゲオチェロのリフを弾いてらした。トンデモ有名人なそのベースの方でも、ミシェル・ンデゲオチェロの音にはならない。んー。血が違うのかな。やっぱし。なんか、生々しさが全然足りない、っていうカンジで。</p>

<p>このアルバム、棄て曲なしで一気に聴いてくらはい。この次のアルバム「ビター」もオススメでやんす。もっと、テーマがディープになっていくんだけどね。</p>]]>
      
    </content>
  </entry>

</feed>
