用意するもの

[ カップ ]

基本的には自分が気に入ったものでいいでしょう。あとは、取っ手が付いていて熱くならないもの。
薄手で口の広いものは香りを楽しむのに最適です。
内側に色や模様の書いてあるものは、せっかく綺麗な紅茶の色を楽しめなくなってしまいまう可能性があります。

[ ポット ]

丸みをおびていて、お湯の対流が起こりやすいものがいいでしょう。
保温性が高く、ふたがきっちりと閉まるものを選びましょう。

[ ストレーナー ]

茶こしのことです。茶葉がカップに入らなければ何でもいいでしょう。
私のお気に入りは回転式のもので、雫受けがついてるのでとっても便利です。

[ ティーコジー ]

ポットの中の紅茶が冷めないようにポットに被せるものです。最近では市販品も多く見かけるようになりましたが、自分で作るのもいいでしょう。

[ 砂時計 ]

実際は時計ならなんでもいいです。キッチンタイマー等を使えば便利です。
サラサラ流れる砂を見ながら茶葉が開くのを待つ時間って、なんとなく贅沢な時間を過ごしている気持ちになれるので個人的にはとても気に入ってます。

[ ティースプーン ]

専用のティーメジャーを用意しましょう。いつも同じスプーンで茶葉を計れば自分好みの紅茶を簡単に入れることができます。
飲む時に使うスプーンはその日のカップや気分で変えてみてはいかが?

紅茶のたて方

[ 基本の入れ方 ]

必ずポットを温めましょう。ポットを温めたお湯でカップも温めちゃいましょう。但し、口をつけるところまで温めると熱くて飲めなくなるので注意!

茶葉は、基本的にはティースプーンで人数分プラス1杯とよくいわれてますが、自分の好みをみつけると良いでしょう。

汲みたてで新鮮な水を火にかけ、沸騰したばかり(新鮮な水と沸かしたてのお湯がおいしい紅茶の秘訣です)の熱湯を上の方からポットに注ぐ。(上の方から注ぐ事によってポットの中で対流がおこりやすくなります)

程よく(茶葉によってかなり違うのですが、1〜6分くらい)蒸らしましょう。茶葉の量と蒸らしの時間は、自分の好みを見つけておくといいですね。

[ ロイヤルミルクティーの入れ方 ]

煮だしミルクティーです。

作る予定の紅茶量の半分よりちょっと多めの水を鍋で沸騰させます。
沸騰したころに、茶葉(アッサムがおすすめ。でも個人的にはアールグレイが好き)を入れます。
リーフが開いて、成分が抽出されるのを待ちます。(弱火で約2〜3分くらい)
リーフが開いたら、弱火のまま 作る紅茶の半分量のミルクを加えます。
沸騰する直前に火を止めて、鍋に蓋をして2〜3分ほど蒸らしたら出来上がりです。

[ アイスティーの入れ方 ]

アイスティーを作るときに嫌なのは、「クリームダウン(紅茶が濁ること)」してしまうことですよね。
是非参考にしてアイスティーを入れてみてください。
きっと綺麗なオレンジ色のアイスティーができますよ(^-^)

基本の入れ方を参考にして、湯カップ1に対し茶葉をティースプーン1杯の割合で紅茶を入れ、15分〜20分蒸らします。
蒸らした紅茶を口の広い容器に移します。(氷に直にそそぐと紅茶が熱すぎて薄まってしまうし、濁りやすくなります)
たっぷりの氷を入れた容器に紅茶を一気に注ぎ、1〜2回スプーンでかき回して急冷します。
氷をこしながら保存容器に移します。(紅茶を氷に注いでから5秒程度で移しましょう)

常温で10時間前後、保存できます。氷を浮かべて飲みましょう。

なぜ「クリームダウン」するのか?
紅茶にはタンニンという成分が含まれています。このタンニンが結晶化することにより紅茶は濁ってしまうのです。

どうすれば「クリームダウン」しないのか?
これは急激に冷やすことによって回避できます。
タンニン含有量の少ない紅茶(セイロン等)を使いましょう。
逆にタンニンを多く含む紅茶(ダージリン、アッサム、ウバ)はあまり向いてないと言えます。

[ ティーバックで入れる美味しい紅茶 ]

ティーバックは簡単でお手軽に利用できますよね。どうしても、リーフで入れたよりは風味は落ちてしまいますが、ちょっとした工夫でティーバックでも美味しい紅茶を飲むことができます。是非お試しあれ!

温めたティーカップに熱湯を9分目まで注ぎます。
ティーバックをカップのふちからそっと入れます。この時にティーバックを動かさないようにしてくださいね。
ソーサー等でふたをして、2〜3分蒸らします。
ティーバックを軽く2〜3回動かしてから取り出せば出来上がりです。

ティーバックは動かして抽出するのもだと思っている人が大半でしょうが、振ることによって、色はでますが強い渋味や苦味もでてしまいます。

フレーバーティのすすめ

たまには気分を変えて、フレーバーティはいかがでしょう?作り方はとっても簡単でしかも美味しい!!

アップルティを知ってる人は多いでしょう。喫茶店にもあるし、茶葉だって売ってますよね。
特におすすめしたいのは、季節のフルーツを使ったフルーツティです。香りもいいし、フレッシュだし、なにより安いし!
下に紹介したフルーツティは基本的な入れ方です。後は季節のフルーツに置き換えて入れてみてください。
個人的には、プラムティとかマスカットティなんかも好きです。

用意するフルーツはちょっぴりでOKです。欲張っていっぱい入れると渋くなったり苦味がでてしまうので注意してくださいね。
ティーカップにフルーツを入れる時に『ワイン』や『リキュール』を数滴かけるのもおすすめです。
クセの強い紅茶で作ると、せっかくのフルーツの味と香りが半減してしまうのでご注意を!

[ アップルティの作り方 ]

リンゴは皮付きのままいちょう切りにしたものを4〜5枚用意します。
そのうち2枚をティーカップにいれましょう。
残りのリンゴ2〜3枚はポットにいれて茶葉と一緒に蒸らします。
ティーカップに注いでいただきましょう。

[ オレンジティの作り方 ]

ここでは、オレンジと書きますが、柑橘系は全て一緒です。

オレンジを輪切りにして、更に4分の1に切ったものをティーカップにいれましょう。
ポットにはオレンジの皮を1cmくらいにそいだものを2〜3枚いれて、茶葉と一緒に蒸らします。
ティーカップに注いでいただきましょう。

輸入物等の季節に関係なく手にはいるオレンジよりは、季節にしか売っていないみかんを使ったほうが、断然美味しいですよ。

種類

種 類 生 産 地 最適な飲み方
アールグレイ 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー
アッサム 北インド ミルクティー
アップル 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー
アンブレ 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー
ウヴァ セイロン島南東部 ミルクティー
カラメル 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー/ミルクティー
カルチェラタン 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー
カンヤム・カンニャム ネパール ストレートティー
キーマン 中国安徽省 ストレートティー/ミルクティー
ギャル セイロン島南部 ストレートティー/アイスティー/ミルクティー
キャンディー セイロン島中央部 アイスティー
グランボアシェリ・バニラ 中国・セイロン ストレートティー/ミルクティー
ケニア ケニア アイスティー/ミルクティー
ジャワ ジャワ島 アイスティー/ミルクティー
ジョルジ ロシア ストレートティー
ダージリン 北インド ストレートティー
ディンブラ セイロン島中央部 アイスティー
ドアーズ セイロン島中央部 ミルクティー
ニルギリ 南インド ミルクティー
ヌワラエリヤ セイロン島中央部 ストレートティー
バイカル 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー
フランボワーズ 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー
モンターニュブルー 中国・セイロン ストレートティー/アイスティー
ラプサンスーチョン 中国福建省 アイスティー/ミルクティー
ラミン タイ ストレートティー/アイスティー
リゼ トルコ ストレートティー/チャイ
ルフナ セイロン島南部 ミルクティー

グレード(等級)

紅茶で使われる「グレード」とは、品質の良し悪し(ランク)のことではありません。単純に茶葉の形状や大きさのことです。
国際的な統一基準が今のところないため、各産地や製法によって形や大きさが変わってきます。

[ 葉の大きさ ]

OP
(オレンジ・ペコー)
大きな葉
BOP
(ブロークン・オレンジ・ペコー)
砕かれたOPの意でやや小さな葉
F
(ファニングス)
細かい葉
D
(ダスト)
粉のような葉

[ その他(葉の大きさ以外) ]

G
(ゴールデン)
金色に輝く
T
(ティッピー)
芯芽が多い
F
(ファイン)
よく撚れた
F
(フラワリー)
花のような
S
(スペシャル)
すばらしい

葉が大きいから高級品、葉が小さいから低級品といったことはありません。
大きい茶葉は抽出に時間がかかりますが雑味が少なく、小さい茶葉は抽出に時間はかかりませんが粉っぽさやざらつきを感じるかもしれません。ちなみにティーバックに使用されているのはほとんどが小さい茶葉です。
やっぱり、いろいろ飲み比べて自分の好きな茶葉と等級を見つけることが一番です。

おまけの話

紅茶の飲み方をあれこれと言う人も多々居りますが、りちの個人的な意見を言うと『美味しく飲めればそれでOK!』です。シチェーションにこだわるのもたまにはいいかもいれませんが、いつもだと疲れちゃいますよね。
自分好みの紅茶を入れて、ゆっくりと時間をかけてティータイム。

さぁ、あなたも紅茶で幸せなひとときを過ごしませんか?